忙しいローラーガールの日常

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自分side

泣いてたって、仕方ない。

でも、涙が止まらないよ。

その時…

「ち〜ちゃん…」

「そうや…じゃなくて優斗。」

だよね。

優「猪狩と喧嘩したの？」

私「うん。そうやが最近私を見ると悲しい顔するんだ。だから、気にしたら思わせぶりな態度しといて好きじゃないとかウザイんだよって言われちゃった。」

優「そうなんだ…」

私「優斗は好きな人いるの？」

優「うん！！俺は、ファンの皆が好きだよ！！」

私「そうなんだ〜偉いね。」

バカみたい。

優しくしてくれるからって舞い上がって。

私なんで頑張ってたんだろ。

なんのために頑張ってたんだろ。

何を期待してたんだろ。

勝手に舞い上がって。

ほんとにやだ。

瑞「優斗〜」

優「あ、みずっくんが呼んでる！！行かないと。ちゃんと猪狩と仲直りしなよ？」

私「うん。ありがとう。」

スタスタ

私「さようなら。私の初恋。」

猪「さようなら。俺の初恋。」

私/猪「え。」

私「そうや。ほんとにごめん。」

猪「俺こそごめんね。」

私「あのさ…私優斗の事諦めた。」

猪「そっか…あのさ。」

私「うん。」

猪「俺、ち〜ちゃんの事好き。女性として、だから好きにしてみせるから！！」

私「そうやらしいね。」

猪「うん。覚悟しといてね！！」

この日からこの2人の戦いは始まりましたとさ。

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