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5月中旬。来週から学校では中間テストが始まる。
意外と真面目な私は、晩ご飯を食べ終えて自分の部屋で黙々と勉強していた。
「うわ、きれた」
途中シャー芯が無くなってしまって、コンビニに行ってくると両親の心配を少し強引に振り切って家を出た。
ずっと椅子に座りっぱなしで硬くなった身体が目一杯伸びをしてほぐれていく。
5分ほど歩けばコンビニに着いて、中でシャー芯を手に取る。後ろを振り返れば、お菓子が並んであってチョコをひとつ掴んだ。
集中力高めるためだもんねぇと言い訳してレジに持っていき会計を済まし外に出ると、前から深く帽子を被った男の人が来ていた。
うわ、怪しい人なんて失礼なことを考えながら少し顔を覗き込むように見てすれ違う。
ん？
「んん〜？？」
入れ替わりでコンビニに入って行った男性を振り返る。あれ、もしかして…
そのままコンビニから去ることなく私は男性が出てくるのを待っていた。
すぐしてコンビニの扉が開いて、中からその人が出てきて声をかける
「ホークス…！」
「？あれ、君…」
小声で呼べば、男性は驚いた顔でこっちを見た
やっぱりホークスだ！羽落としてるし上着のせいで剛翼隠れていたから一瞬誰か分からなかったけど、特徴的な目元と眉を見たらホークスだと気づいた。
へぇオフの時ってこんな感じなんだぁ！レアすぎる…！ありがとうございます！！
「よく会うね」
「ほんとですね！嬉しい」
ぱぁあっと疲れが吹っ飛ぶ。チョコなんか買わなくてもよかったじゃん
ホークスのビニール袋を見てみると、小さな四角い箱がうっすらと見えていた。
…ゴ…む？！
と目を見開いたと同時に、あ、なんだ煙草かと少し安心した。
「吸うんですね」
「ん？あーたまにね。幻滅した？」
「しませんよ。大変な職業なんだから、吸いたくなる時ってあるでしょ」
「…もしかして吸ってる？」
「いやいや！吸いませんよ！！」
疑いの目で見てくるホークスに必死に否定して私のビニール袋の健全な中身を見せた。
「てか1人？」
「あ、はい」
「危ないでしょ。こんな時間に女の子が1人で出歩くなんて」
まだ22時とかだけど。私の中ではセーフラインなんだけどなぁ。
「送る」
「え？」
「家の前まで送る。ほら行くよ」
歩き出したホークスをぽかんと見つめた後、少し遅れて後を追う。
えぇ…推しが優しすぎるんですけど
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sana＊(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！😳💕私もホークス夢の少なさに物足りなさを感じて自分で書き始めたので😂最近私も更新が遅れておりますのでゆっくりお読みください🥺🙏✨ (2022年9月9日 19時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - ホークス夢あんまり見かけなかったので嬉しいです。まだ他の作品含め途中までしか読めてませんが、ゆっくり読みます。 (2022年9月7日 12時) (レス) id: 711f276c56 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - うみうしさん» 初めましてうみうしさん！コメントありがとうございますー！！わぁ嬉しい\(//∇//)\series＊2の方も頑張って更新していきまぁす！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
うみうし - はじめまして！！も、もう心臓がもちませんよ、、、ドッキドキします！！！大好きですー！！！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 泣き虫＊しずくさん» ｸﾞｧｰｰｰｰｯ！うまい！！笑 やっとデレはじめましたよぉおっそい！！笑 もうめっちゃ嬉しいお言葉ですありがとうございます…！私もいつも応援してくれるしずくさんのこと愛してますぅ(//∇//) (2021年7月10日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年6月4日 10時
