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ザァザァと激しい雨音、ゴロゴロと轟く雷音
ホークス事務所の窓から外を覗く。
「雨すごいなぁ」
一足お先に事務所に着いた私はサイドキックさんたちにおかえりと出迎えられお土産を配り終え、いつも通り客までお茶を飲みながらホークスの帰りを待っていた。
ガチャリと扉が開きサイドキックさんが入ってくる。
「Aちゃん、ホークスから連絡きたんやけど帰ってくるの18時過ぎちゃうみたい」
「えっ、そうなんですか」
「新幹線遅れてるみたい。早めに帰らしたげてって言っとったよ」
「…18時半まで待ってていいですか？」
お願いしますと頼めば、サイドキックさんは仕方ないなぁと笑って新しくお茶を入れに行ってくれた。
よし、18時半まで待つこと許してもらえた…！
やっぱ会いたいんだよなぁ
昼間会えたけど、やっぱり四日間会えなかった分もっと話したい、一緒にいたい
雨は相変わらずひどく降り続いている。きっと今日はこの調子なんだろう。
カチカチと時計の針が雨の音に紛れ静かな空間に響く。
あぁ、なんだか眠たくなってきたな
何しろ修学旅行終わり。私の身体だって疲労は溜まっている。
うつらうつらと瞼が重くなりながら船を漕ぐ。
だめだ、ホークス帰ってきたらすぐに出迎えたいのに
そう思ったが最後、私の意識は落ちた。
浅い眠りの中、激しい雷鳴が鳴り響いた。
「ぅにゃッ？！」
びくりと飛び起き意識が覚醒する。ホッと胸を撫で下ろし、時計を見て自分がしばらく寝ていたことに気づく。
「18時20分…」
やば、もうこんな時間かと瞼を擦っているとガチャリと扉が開いて視線を向ける。
「…なんでいんの」
視線の先には、雨で全身びしょ濡れになったホークスが立っていた。
「ホークス！おかえりなさい！」
急いで立ち上がってホークスの元に駆け寄る。
「大変びしょ濡れ！早くシャワー浴びなぃッ？！」
突然、腕を引かれホークスに抱きしめられた。
「…へ？」
「ばか…帰れって伝えたやろ…」
ぎゅうっと力が込められる。え、なに、どゆこと
「ホークス、新幹線遅れるって…」
「途中で降りた」
誰かさんが待っとるかもって思ったから、と付け足される。
ホークスに抱きしめられている。起きたばかりの頭のせいなのか、理解が追いつかない。
ホークスの腕の中で、私はただ冷たくなった身体を感じることしかできなかった。
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sana＊(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！😳💕私もホークス夢の少なさに物足りなさを感じて自分で書き始めたので😂最近私も更新が遅れておりますのでゆっくりお読みください🥺🙏✨ (2022年9月9日 19時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - ホークス夢あんまり見かけなかったので嬉しいです。まだ他の作品含め途中までしか読めてませんが、ゆっくり読みます。 (2022年9月7日 12時) (レス) id: 711f276c56 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - うみうしさん» 初めましてうみうしさん！コメントありがとうございますー！！わぁ嬉しい\(//∇//)\series＊2の方も頑張って更新していきまぁす！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
うみうし - はじめまして！！も、もう心臓がもちませんよ、、、ドッキドキします！！！大好きですー！！！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 泣き虫＊しずくさん» ｸﾞｧｰｰｰｰｯ！うまい！！笑 やっとデレはじめましたよぉおっそい！！笑 もうめっちゃ嬉しいお言葉ですありがとうございます…！私もいつも応援してくれるしずくさんのこと愛してますぅ(//∇//) (2021年7月10日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年6月4日 10時
