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「初めまして、宝城Aです。東京から来ました。よろしくお願いします」
新しいクラスにて挨拶を済ませると、教室内で大きな拍手が鳴り響いた。
少し照れ臭くなって、ぺこぺことお辞儀しながら指定された席へと向かう。
その後すぐにHRは終わり、休憩時間に入った瞬間私は一気に女子に囲まれた。
転校生は大体初日の印象で今後の他の生徒との関係が変わってくる。ここで失敗は出来ない。
質問攻めに笑顔で答えていると、ある1人の女の子からそういえばさ、と声をかけられる。
「朝ホークスに送られてなかった？」
興味津々に笑顔を向ける彼女は確か…
「えと、咲良さん…？」
「うん！正解。それでさ、どうなの？」
ていうか咲良でいいよと肩を叩かれ一気に距離を詰められる。驚いたけど、そういうの嫌いじゃない。
「実は道に迷っちゃって。そしたらホークス
に助けてもらったの」
「なるほどね！Aってホークスファン？」
「えっ！なんでわかったの？！」
「そりゃだって…」
咲良が机の上に置いてあった筆箱のキーホルダーを触る。
「これホークスグッズでしょ」
「っ！」
しまった！取るの忘れてた！いや取りたくないんだけど！
赤い羽のイラストが入ったキーホルダー。デビュー当時発売されたホークスのグッズである。
東京ではホークスファンの仲間がいたから堂々とつけていたけど、こっちじゃ地元民ばっかだろうし引かれたらどうしようと焦ってしまう。
「ホークスファンなのは合ってる、けど…引く…？」
なぜか疑問系で返すと、咲良は笑った
「引かないよ！なんで？ホークス人気じゃん。私ら福岡県民からしたら誇りやけんみんな大好きよ」
「っそ、うなんだ…！」
「…その反応からして、さてはホークスガチ勢？」
ニヤリと笑いかける咲良にドキッとする
顔を赤くして黙り込む私に咲良は楽しそうに話し続けた。
「ホークスガチ勢多いよねぇ。イケメンだし個性強いし」
「うん！デビューしたての頃からずっと好きで…！」
「まじのガチ勢や！」
じゃあこれあげる！と咲良がポケットから何かを取り出す
「こ、これは…！」
福岡限定のホークスステッカー！！
「まぁこれから仲良くしようね！わからないことあったらなんでも聞いてくれたらいいし！」
「もう好き…！友達になってくださいっ」
涙目になりながら咲良に抱きつくと、ヨシヨシと頭を撫でられた。
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sana＊(プロフ) - 悠さん» ありがとうございます！😳💕私もホークス夢の少なさに物足りなさを感じて自分で書き始めたので😂最近私も更新が遅れておりますのでゆっくりお読みください🥺🙏✨ (2022年9月9日 19時) (
レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
悠(プロフ) - ホークス夢あんまり見かけなかったので嬉しいです。まだ他の作品含め途中までしか読めてませんが、ゆっくり読みます。 (2022年9月7日 12時) (レス) id: 711f276c56 (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - うみうしさん» 初めましてうみうしさん！コメントありがとうございますー！！わぁ嬉しい\(//∇//)\series＊2の方も頑張って更新していきまぁす！！ (2021年8月24日 1時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
うみうし - はじめまして！！も、もう心臓がもちませんよ、、、ドッキドキします！！！大好きですー！！！ (2021年8月23日 21時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
sana＊(プロフ) - 泣き虫＊しずくさん» ｸﾞｧｰｰｰｰｯ！うまい！！笑 やっとデレはじめましたよぉおっそい！！笑 もうめっちゃ嬉しいお言葉ですありがとうございます…！私もいつも応援してくれるしずくさんのこと愛してますぅ(//∇//) (2021年7月10日 15時) (レス) id: 35c21c90ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sana＊
| 作成日時：2021年6月4日 10時
