4 その考えの裏には ページ7
時乃「ほら!Aちゃんも手伝って!」
「はーい」
皆の食事を用意する食堂のおばちゃん、時乃さん
今日は、雷門イレブンや雪たちもいることで料理の数は増えるが
時乃さんは気にしないといった顔で鼻歌を交えながら料理をする
私も時乃さんに渡された包丁で人参を切り始める
ちなみに今日はカレーだ
木野「あの、私たちも何かお手伝いを…」
時乃「あらあら、いいのいいの!
長旅の疲れもあるでしょう?おばちゃんに任せなさいっ!」
音無「でも悪いですし!」
結衣「大丈夫よ!あっちで休んでて、ね?」
時乃さんや結衣先輩の押しに負け、ﾏﾈｰｼﾞｬｰさんは食堂へと戻っていく
私、雪、結衣先輩は料理をし始めた
雪は不器用ながら、必死に皮むき
結衣先輩は器用に包丁で材料を切っていく
白野「でも、ｷｬﾌﾟﾃﾝどうするんだろう…引き抜きの件」
「ｷｬﾌﾟﾃﾝのｻｯｶｰの実力が雷門に認められたのは嬉しいけど…いなくなるのは、ね」
ｼｭﾝとした感じで話す雪に私もそうなってしまう
それに、キャプテンには小さい頃からお世話になってて
もう、私のお兄ちゃんって感じの人で…長らく会えなくなると思うと寂しい
結衣「…武は、断ると思うよ」
「「え!」」
私と雪の言葉がかさなり
結衣先輩は包丁をとめ私たちに笑いかけた
その表情はどこか、儚げで…
結衣「武は、武なりに考えがあると思うの。
それがどんな考えであろうと、私は武を信じたい」
「キャプテンの考え…」
白野「結衣先輩はその考え、わかりますか?」
雪の言葉に結衣先輩は、苦笑しながら「わからない」と答えた
続けて「武は、単純そうで難しいから」とつぶやいた
でも、結衣先輩はすごいと思う
ｷｬﾌﾟﾃﾝを信頼して、黙って背中を支えてあげている
きっと、ｷｬﾌﾟﾃﾝが困ったり、苦しんでいたりしたら、すぐに手を伸ばすのかな
それはきっと、キャプテンも同じで…
そんな２人だからこそ「お似合い」なのかな
結衣「……どんな答えだろうとしても、それには武の考えと想いがあると思うから」
だから、
と真っ直ぐ、私と雪を見つめる結衣先輩
そして、ﾆｺｯﾘと笑いながら言葉を放った
結衣「武のこと、信じてあげてね」
――――
結衣と武は好きなキャラだったりします笑
ｵﾘｷｬﾗはまだ出そうと思います!
1人くらい、こんなキャラを出して!と思うなら、コメント欄で申してください!
出せそうなら出します!笑
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結菜 - 更新頑張って下さい！ (2014年7月13日 11時) (
レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲倉◇ホノカ(プロフ) - はじめまして！ この小説面白いしちょっと暗いところとかそこが癖になり中毒になりそうです！ 更新頑張ってください！ 応援してます(^∀^) (2014年5月19日 4時) (レス) id: d0bac14943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜天女（てんにょ）〜 | 作成日時：2014年5月12日 23時
