2 キャプテン引き抜き ページ4
松岡「神凪ｲﾚﾌﾞﾝｷｬﾌﾟﾃﾝ、松岡武です。で、こっちから〜…」
先ほどのﾏｲﾍﾟｰｽがうそのように
ｷｬﾌﾟﾃﾝは自己紹介を淡々と進めていく
あちらも見たことある選手ばかりで…
隣にいる私と同い年の雪(ゆき)といえば…
白野「わ、わぁ!鬼道さんがいるよ!風丸さんもっ!
あ、あれ豪炎寺さんがいない…で、でも皆、すごいメンバーだよ!Aちゃんっ!」
「そ、そんなに興奮することかな?；」
私の腕をつかみﾕｻﾕｻと揺らす興奮気味の雪
雷門中ファンの雪としては、とっても嬉しいことだろう
目の前にその憧れの存在がいるんだから
私としては、まったく、興味もないが
白野「か、風丸さんと走ってみたいなっ!」
「後で、お願いしてみたら?」
白野「で、できないよ、そんな滅相な頼みごと!あぁ、でも、走ってみたいし…!」
「後で一緒に頼んであげようか?」
白野「う、うんっ!!」
ﾌﾙﾌﾙよ首を全力で縦にふる雪
そんな、私と雪の会話が目立ったのか、大和先輩の睨みがこちらへと飛んでくる
私はそれを華麗にする―し、雷門イレブンのほうを向いた
TVで見たことあるひともいれば、いない人もいる
あの女の子なんて、誰だろうか
雷門には女の子の選手なんていなかったはずだ
結衣「あの、この神凪中に何か御用でよったんですよね?」
結衣先輩の言葉に、監督らしき女の人が「ええ」とうなづく
そしてｷｬﾌﾟﾃﾝの前にたち、髪をうしろへと流す
瞳子「松岡君、貴方にはｴｲﾘｱ学園を倒すために、キャラバンに参加してもらいたいわ」
「「「……え、えぇえぇえええ!!!」」」
この叫び声の正体はｷｬﾌﾟﾃﾝや大和先輩、結衣先輩を除く1、2年生の声だ
三人は予想でもつけていたのか、やけに落ち着いた表情で
私たちに「落ち着け」と声をかける
ｷｬﾌﾟﾃﾝの言葉をまだかまだかと皆は焦っているのだろう
この場の空気は、緊張でﾋﾟﾘﾋﾟﾘしている
結衣「武…どうするの」
結衣先輩の心配そうな声色に
ｷｬﾌﾟﾃﾝはﾆｺﾘと笑いかける
うん、こんなところがお似合いなんだ
お互いを知り尽くしてるとか、そんなところが…
松岡「俺は、」
一息、入れるキャプテン
そして、次、キャプテンから出された言葉にこの場にいる全員が呆気をとられた
松岡「もう少し、考えさせてください」
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結菜 - 更新頑張って下さい！ (2014年7月13日 11時) (
レス) id: a6f69421c1 (このIDを非表示/違反報告)
咲倉◇ホノカ(プロフ) - はじめまして！ この小説面白いしちょっと暗いところとかそこが癖になり中毒になりそうです！ 更新頑張ってください！ 応援してます(^∀^) (2014年5月19日 4時) (レス) id: d0bac14943 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：〜天女（てんにょ）〜 | 作成日時：2014年5月12日 23時
