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「 色々とお世話になりました… 」






結局 朝ご飯を食べた後、シャワーまで借りて
至れり尽くせりお世話なってしまった。






『 え、もう帰るん?』


「 いや、だってもうすぐ開店でしょ?」


『 まぁそうやけど… 』






唇をとんがらせて、拗ねた表情をする治くん。

それがちょっと可愛くて
きゅんとしてしまう。


あざといヤツめ…






『 ほんならまた泊まり来てな?』


「 えっ… 」


『 なんでそんなん顔赤くしとんねん。笑 』






だってだってだって、!!!

泊まりに来るってことは、
" そういうこと " だよね!?



いやでも治くんは、これからは
彼氏の " フリ " をしてくれるわけであって
本当に付き合ってるわけじゃないから…


でも一応恋人ってわけだから
そういうこともするの…?






え、わけわかんなくなっ『 何を考えてるか知らんけど、 』






ちゅっ ______






『 これからよろしくな、彼女サン♡ 』






私のおでこに軽くキスをして、
ニヤリと笑った治くん。


さっきまで唇をとんがらせて拗ねてたのは
どこの誰ですか!?






「 も、もう…!! 帰る!!」


『 フッフ、気を付けてな 』






ポンポンと治くんが私の頭を撫でたのと同時に
お客さんが入って来た。

" いらっしゃい!" と元気に出迎えた治くんは
カウンターの中へと戻っていく。



そんな彼をチラッと見て、私はお店を出た。






外は晴天。
空は青い。雲ひとつない青空だ。






「 ______なんかこれ、やばいかも… 」






何がやばいのかと聞かれたらわからない。

けど、私の脳が " やばい " と言っている気がした。










.











『 治、今の彼女やろ 』


『 …せやで。







______ やっと手に入れた、大事な彼女や 』











.

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mini(プロフ) - RIOさん» ありがとうございます!すごく嬉しいです(T_T)これからも頑張ります!! (2021年12月18日 2時) (レス) id: 61e392b41e (このIDを非表示/違反報告)
RIO - 小説読ませてもらってます!この作品、めっっちゃ面白いです!!なんか、私の願望がそのまま現れた話というか(( 更新楽しみにしてます! (2021年12月17日 23時) (レス) @page6 id: 759836d8d0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mini | 作成日時:2021年12月15日 23時

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