とーきょー。 ページ6
治もう東京ついた??
彼からの連絡を見ることが出来たのは、夕方になってからだった。
一晩かけて東京へ車で行き、朝ついて仮眠、すぐに法事と集まりのお手伝い、挨拶……諸々をこなして、ヘトヘトになって一息つこうとケータイを見ると、朝から連絡が入っていた。多分朝練の合間に送ってくれたんだろうな。
Aついたよ。そっちは練習中かな?
Aあんまり侑くんと喧嘩しないようにね。
頑張れのスタンプを送ってホーム画面に戻ると、メールが一通来ていたことに気がついた。
『明日駅に迎えに行くけど、お前泊まりとかはどうすんの？監督に言ったらこっちで泊まってもいいって言われたけど』
マジか。前回は泊まりなしで行き来してたんたけど(音駒の監督さんに余分なくらいの交通費を毎度渡されていた)ついに宿泊解禁か。正直無茶苦茶助かるけど、迷惑になったりしないかな……
少し考えた結果、お言葉に甘えて今回は泊まらせて貰うことにした。毎日泊まって行き来、というのは色々ときついものがあるのだ。
明日からまたマネージャーか、東京の強豪、楽しみだなぁ……
そう、色々と考え事をしている間に疲れて眠ってしまっていた
❥⃝❥⃝❥⃝
「よーぉ、1年ぶり」
ひらひらと手を振る、すらりと長身の赤ジャージ。
折れ線グラフみたいな前髪は相変わらずで、なんだか少し安心した。
今回の合宿は東京ではなく埼玉だったので、合宿先の最寄り駅で待ち合わせをした。駅から高校までの道のりはさすがに分かりにくいから、彼が迎えに来てくれたのだ。
「久しぶり、てつろー。元気？」
「ベリー元気。そっちは？つか背縮んだ？」
「てつろーが伸びたんでしょ」
190センチくらいあるくせに、まだ伸びるとは生意気だ。自分の背と私の背を比べるような仕草をするてつろーの脇腹を軽く小突いた。全く効いていない様子なのでそのまま目的地へと歩き始めた。
「今回合宿に一つ高校加わったんだよ。知ってるか？烏野ってとこ」
「からすの……聞いたことないかも。どこの高校？」
「宮城」
「わあ、遠……」
宮城って確か白鳥沢があったよね。東北の中では中々に激戦区だった筈。
「あ、そういえば言ってなかったんだけど、私また高校でマネになったよ。今度は男バレだけど」
「へー。あれ、お前高校どこだっけ」
「稲荷崎」
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亜莉沙(プロフ) - すごい続きが気になる終わり方...！ (2020年12月21日 15時) (
レス) id: 363b9c8c34 (このIDを非表示/違反報告)
みやすなすー - 続き見たかったよぅっ…！ (2020年6月30日 18時) (レス) id: 22d4d41058 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず。(プロフ) - 子さんの書く夢主ちゃんと双子の掛け合いが可愛らしくて大好きです！更新楽しみにしています！お身体に気をつけてください！ (2020年4月20日 3時) (レス) id: 6fdce1ba75 (このIDを非表示/違反報告)
なつみかん(プロフ) - 大好き過ぎて更新楽しみにしてます！笑 (2020年3月21日 0時) (レス) id: 0a5ad8d0ef (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 更新お疲れ様です！私も見る専です！笑 (2020年3月20日 16時) (レス) id: 94878ef260 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：子
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/8ef4f72c271/
作成日時：2020年3月15日 0時
