うわさ98 ページ48
雀田｢おめでとう！！！｣
白福｢長かったね〜｣
次の日、なんだかんだ応援してくれていた2人に昨日のことを報告するとすごく喜んでくれた。
...まぁプロポーズ(仮)のことは言わなかったけど。
貴女｢...2人とも、ありがとうね｣
私がそう返事をすると2人はみるみる表情を変える。
雀田｢あれ？｣
白福｢あれれ〜？｣
雀田｢照れてる？｣
白福｢照れてますな〜｣
貴女｢照れてない！！！｣
ムキになって言い返すが、正直恥ずかしかった。
白福｢雀田さんってばね〜、私がお節介焼いて黒尾との恋愛の邪魔してるんじゃないか〜って合宿中泣いてたのよ〜？｣
雀田｢泣いてはない！！！話を盛るな！！！｣
白福｢え〜そだっけ〜？｣
少しふざけた様子の雪絵に、すかさずツッコミを入れるかおり。
貴女｢ありがとね、かおり｣
雀田｢いや、ほんと...Aが幸せになれるならそれが1番嬉しいから｣
白福｢そうそう〜！私たちいい女なので〜！｣
貴女｢雪絵も、ありがとね｣
こんなに、私の幸せを願ってくれる友達を高校で作れたことは私の一生の宝だと思う。
ーーーーーーーーーーーーー
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ーーーーーー
赤葦｢そう、よかったですね｣
木葉｢めでたいな｣
白福｢だよね〜｣
雀田｢うーん、もう雪絵が言っちゃったからしょうがないけどさ
私たちが言ってよかったわけ？｣
白福｢あ〜確かに〜浮かれてた｣
Aさんの噂話で賑わう練習後の体育館
木兎｢...あかーし！！！｣
赤葦｢はい｣
そして、いつもの如く大きな声を出す木兎さん。
まだ打ち足りないのだろうか。
木兎｢あかーし！泣いていいぞ！｣
赤葦｢は｣
しかし、その言葉は予想外で。
木葉｢おー泣け泣け｣
白福｢私ら先輩だからさ〜｣
雀田｢頼んなって｣
そう、口々に賛同し始めた先輩たち。
頼もしい言葉に反して、みんな目にはうっすら涙を浮かべていた。
赤葦｢...なんで先輩方が泣いてるんですか｣
木兎｢あがーじｯｯ！！！！｣
勢いよくやってくる木兎さんに少しよろける。
赤葦｢ちょっ、抱きつかないでくださいよ
暑いですって
...暑いです、から｣
しかし、その温かさに自然と目が熱くなった
木葉｢おー泣け泣け｣
優しさと、温かさと、
未練がましさ
涙は、とまることを知らなかった。
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まさ(プロフ) - あと、そのうち(もしくは数年後)に続編orスピンオフ的なものが出るかも。両方も可能性あり。ですね！わからんけど。 (2022年11月21日 0時) (
レス) id: be561e0e8b (このIDを非表示/違反報告)
まさ(プロフ) - 文章の稚拙さこそあれどストーリーめっちゃ好きで何度も読み返してる。みんなも読んでくれて嬉しい。ありがとうございます！！！私が書きました！ (2022年11月21日 0時) (レス) id: be561e0e8b (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬将哲 - マジありがとうございます。控めに言って神作品でした。あかーしの気持ちも、ツッキーの気持ちも、研磨の気持ちも、クロの気持ちも、噛みしめながら読ませていただきました。この作品に出会えたことが光栄です！！ (2021年12月29日 20時) (レス) @page50 id: 66e180f351 (このIDを非表示/違反報告)
胡麻塩(プロフ) - 完結おめでとうございます！1話目から一気読みさせてもらいました……！！その恋心に気づいているのに、気付かないふりをするというか、その感じが正直読んでて物凄くムズムズしました…。こんなに素敵な作品を書いて下さりありがとうございました！！お疲れ様でした！ (2021年9月5日 10時) (レス) id: 469968cddf (このIDを非表示/違反報告)
アキネコ - 好き。 (2021年8月30日 6時) (レス) id: 15b517afd7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まさ | 作成日時：2020年4月26日 17時
