検索窓
今日:5 hit、昨日:14 hit、合計:104,228 hit

ページ10

Noside

「はーい、じゃあまず選択肢の発表でーす!!」

「おー」

「ドンドンパフパフ」

「何味があるんですか?」

上から順に時雨、銀時、神楽……………あ、えっと、メガネである(忘れてた)

「ひとーつ、ショートケーキ!」

「よっ、定番!」

「ふたーつ、チョコレートケーキ!」

「ビターな関係は持つもんじゃないぜ!」

「みーっつ、チーズケーキ!」

「大人ですね」

「よーっつ、モンブラン!」

「季節外れの高ぇやつ来たァ!」

「いつーつ!」

「「「……!?」」」

「プリンがよっつ!」

「「「おー!」」」

「さて、私は余り物でいいから、じゃんけんね!」

「最初はグー、ジャンケンポン!」

グーとチョキとパー

「あーいこーでしょっ!」

パーとパーとパー

「銀ちゃん、いい大人がじゃんけんしてるなんて、モテないアルヨ!(さぁ来い!お前なら、幼稚なお前なら引っかかるはずだ!)」

「しゃーねーなぁ、なーんてな!ショートもーらいっ!」

「あ"ぁ"ぁ"ぁ"ぁ"あ"!!!」

「すごい声だね、神楽ちゃん」

「おい、駄眼鏡ェ」

「ヒッ、ど、どうしたの神楽ちゃん(ヤバいヤバい後ろに修羅が……!!)」

「おめェはあんな奴とは違って大人だもんなァ?ケーキ如きでじゃんけんするような奴じゃねぇもんなァ?信じてるぞォ?」

いつの間にか標準語になっている神楽にツッコむ奴がいない。ツッコミ不在とはカオスである

「うううううう、うん!いいよ!先に選んで!」

「だよな!信じてたアルヨ!」

弾けるような笑顔でそう言ってモンブランをぶんどっていった

「……ごめんね、新八」

「…次からは全部同じにしてくださると助かります」

「う、うん」

そう言ってチーズケーキを手に取り寂しく食べ始める。

「……じゃ、チョコレートケーキは置いていくから!みんなで食べてね!」

「「……!!」」

彼女が部屋から足を踏み出した途端チョコレートケーキがなくなったのは言うまでもない




.

・→←第三訓.ジジイになってもあだ名で呼びあえる友達を作れ、と言われたけど私がどうやってジジイになるの?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
104人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 沖田総悟 , 坂田銀時   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花遥 | 作成日時:2019年10月3日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。