番外篇.(第三訓と第四訓の兼用ってことでよろしくお願いします)こんなに第三訓が長くなるなんて思いもしなかった作者の様子:返事がない、ただの屍のようだ ページ34
ＮＯside
時は戻り、十年ほど前
松下村塾にて
「おにいちゃん、きょうはまさとくんにきらわれた…」
今にも泣きそうな目をした少女が死んだ目をしたような少年に話しかける
「ったく、おまえが勝手に外に遊びに行くからだろ」
「だって、いきたかったんだもん」
「へーへー、そーですか」
「おともだち、ゆいかちゃんしかいない」
「いいじゃねーか、それで」
「よくないの！いっぱいほしーの！ひゃくにんつくるの！」
「おまえまだそんなこと考えてたのかよ…」
今どき小学生でもそんなこと考えない。
「ほしいの！」
プクーと頬を膨らます少女。
「ジジイになってもあだ名で呼びあえるダチが1人いるだけで十分じゃねーか」
「……？ジジイになんてなれないよ？」
「だぁあああああああああああ、ババアだよ、ババア！」
「そーなの？」
「そーなんだ」
「うーん、じゃあゆいかちゃんとひゃくにんぶん、ううん、せんにんぶんなかよくする！」
「おーおー、そーしろ。そーしろ」
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＿＿＿＿＿＿＿＿＿
しかし、彼女のその夢は叶うことはなかった
「結花、私こんなに強くなったよ……………」
--------ｷﾘﾄﾘ線--------
どうも作者です。シリアスの後のコメントはなんか申し訳ないです。いや〜、第四訓の題名はちょっとお話を思いつくには至りませんでした、すみません。
ところで今日十月十日は銀さんの誕生日ですよね！
ということで誕生日おめでとうございます、銀さん！
みんなであまーいショートケーキでも食べてお酒飲んで雑魚寝なんて言うのが私の想像です、ハイ。
「誕生日おめでと、兄さん」
「は？あー、そーいえば今日だったか。ありがとさん」
「ほーら、ショートケーキ買ってきたんだよ、みんなで食べよ？」
「え、マジで！？一人で食べていい！？」
「だーめ、神楽起こして。私台所の新八呼んでくるから」
「え"ー、ったく、しゃあねぇなー」
「ふふ」
.
第五訓.一度した約束は死んでも守れってかっこいいけど、私的には死んでもらったら困る→←・
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作者名：花遥 | 作成日時：2019年10月3日 22時
