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時雨side
「御用改めである。神妙にしろ、テロリストども」
「しっ、真選組だァっ!!」
「イカン逃げろォ!!」
「えっ、なに時雨ちゃんいきなり寝返ったの」
「てへぺろ」
「そーいうのはもうちっと可愛いやつが使うんだよ!」
「え、なになにそんなに逝きたいの?いいよいいよ、私大歓迎だから」
「ぎゃああああ!!」
あの兄貴分とは言い難い兄さんは置いといて…
え?殺さないのって?え、マジだと思いました?
そんなわけないじゃないですか。
こちとらあっちに仕送りしてやってる身ですから、
いつでも殺せるんで。
あ、でもなんの罪もない二人が犠牲になってしまうのか…
「一人残らず討ち取れェェ!!」
「なななななんなんですか、あの人ら!?」
「武装警察“真選組”反乱分子を即時処分する対テロ特殊部隊だ。そーいえば時雨がなんとか組にお世話になってるーとか、なってないーとか」
「そんな“あー、財布忘れたわ”みたいなノリで言わないで下さいよォ!!」
「てか財布忘れたとか銀さんだいぶやばいと思うんだけど!」
「厄介なのにつかまったな、どうしますボス?」
「だれがボスだ!!お前が一番厄介なんだよ!!」
「ヅラ、ボスなら私に任せるヨロシ。善行でも悪行でもやるからには大将やるのが私のモットーヨ。」
「なにその戦国大名みてーなモットー!」
「スゴいね、神楽。私もなんか目標たててみよっかな」
「「「「え」」」」
「みーつけた」
刀を振りあげればどんどん真っ青になっていく兄さん。すごく分かりやすいね。
「ひぎゃあああああ!!」
あらら…当たらなかったか
まあ、端から当てる気などないのだが。
いや流石に兄を殺せるほどのダイヤモンドメンタルは持ってないよ?
「オイ」
おー、土方さんも同じ手法ですか。パクリですか。
「ぬを!!」
なんで兄さんばかり狙われるかね。まあ初見の人があの顔を見ればイラつくのもわかる。
「逃げるこたァねーだろ。せっかくの喧嘩だ、楽しもうや」
「オイオイ、おめーホントに役人か。よく、面接通ったな。瞳孔が開いてんぞ」
「人のこと言えた義理がてめー!死んだ魚のよーな眼ェしやがって」
「いいんだよ、いざという時はきらめくから」
「土方さん危ないですぜ」
総悟の肩に乗っかってるのは黒光りするアレ。
あれれ〜?(←コ○ン君声)
始末書は誰が書くと思ってるのかな〜?
.
・→←第四訓.お前らテロなんてやってる暇があるならペロの散歩にでも行ってきな(これは作者もコメントのしようがない)
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作者名:花遥 | 作成日時:2019年10月3日 22時