60 ページ10
インターホンを押して現れたのはハルちゃんとキュヒョンくんだった。
突然のことに驚いて返す言葉がなくなった私は呆然と立ち尽くしてしまった。
「あは、突然来てごめんね。やっぱり心配になっちゃってさ…てことで開けてー！」
カラッと太陽のように元気なハルちゃんの声と。
『…ハルに聞いた。大丈夫？』
甘く優しいキュヒョンくんの、声。
「………っ……」
夢かと思った。本当に本当に。泣きそうなのを必死で堪える。
一人で心細かったから、二人の優しさが何よりも胸に響いた。
「だいじょうぶ…あける、ね」
それから五分としないうちに双子がやって来た。「『せんせー！こんにちはー！』」隣の家の、男女の双子。うっかり休みの知らせを伝達し忘れていた。
後で直接伺おうと思っていたのに、すっかり頭から抜け落ちていた。
「えーと…どう、しよう…」
普通のレッスンは全てお休みにしようと思ってたんだけどな。
「！はーい！聞いて二人とも！今日はね、キュヒョン先生が教えてくれるよー！」
『…は？』
え。
「まあまあいーじゃないキュヒョナ。飛びちゃんはお疲れだろうしさ。ほら、ここは私たちが頑張るのだ！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 45人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「K-POP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
samie(プロフ) - mikiさん» 張りつけただけなんで大丈夫です(*^^*)ぼちぼちやりまっす！ありがとうございます〜★ (2016年6月19日 14時) (
レス) id: 0f9a288193 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - samieさん» サイトからおすすめが( *´艸｀)一気にUPしてお疲れではないですか？無理せずごゆるりと〜 (2016年6月19日 10時) (レス) id: 9fef4a1efc (このIDを非表示/違反報告)
samie(プロフ) - mikiさん» みきさーん見つけて貰ってありがとうございます(つД`)分からないことだらけですがとりあえずup出来ました…（笑） (2016年6月18日 23時) (レス) id: 0f9a288193 (このIDを非表示/違反報告)
miki(プロフ) - みーつけた！さみーさん、おつかれさまー♪ (2016年6月17日 23時) (レス) id: 781bf52f84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：samie | 作者ホームページ：http://nanos.jp/samiesj/
作成日時：2016年6月16日 13時
