第百一の怪 ページ5
『一人目は時を戻し
二人目は時を止め
……三人目は時を進める』
「じゃあ私の教室は……」
「佐藤と横尾も……」
「聞いた感じ"三人目"のせいで間違いないだろーね」
「よっしゃあ！！
早速そいつにガツンと一発食らわしてやろうぜ！！」
「私も手伝う！」
「『……』」
一瞬花子くんとAちゃんの二人が
少し困ったような顔をしたのは気のせいかな……
「そんじゃー力を合わせて時計守をぶっ飛ばすぞー」
「「「おーっっ！！」」」
『ぶっ飛ばすまでする必要はあるの……？』
四人で手を合わせて時計守討伐隊が今！
結成されました！！
＿＿＿
「それで花子！」
「その怪異はどこにいるの！？」
結構さっきから歩き回ってるんだけどどこに行こうとしてるの？
それに同じところ何回も通ってない……？
「んー……
わかんない！」
「……、…え？」
「だから、わかんない」
帰ってきた答えは衝撃だった
「「『……』」」
「お前七不思議のリーダーなんじゃねぇのかよ！！」
『自然に歩いてたからてっきりあの後
境界の場所を教えて貰ってたのかと……』
「やー……、
一番って守人だからかちょっとカタいとこあってさー」
「「あの後……？」」
「そう、あれは忘れもしない初顔合わせの時……」
＿＿時間を操る！？すげーーーっ！
＿＿エ ロいことし放題じゃん！！！
「って言ったら二度と会ってくれなくなった
境界の場所もおしえたくないって……てへ」
『はぁぁ……』
「こっ……このドスケベ野郎がああああ！！」
盛大に呆れてため息をつくAちゃんと
ドヤ顔で言い張る花子くんに突っ込む光くん
花子くん何やってるの一体………
「えっ……じゃあ少年は時間操作できてもエ ロいことしないの……！？」
「しねぇよ」
「信じられない……！で、でも
やりたい放題だよ……！？
何をとは言わないけど……」
「しねぇっつってんだろ！！」
『寧々ちゃんの前でなんて話してるのかな？』
「まってまって！？！？」
笑顔で拳を構えるAちゃんに必死で謝る花子くん
ちょっとたのしそうだよね……
「じゃあ……花子くん達も私達と同じで一番目の七不思議については何も知らないの？」
『……わたしは一番様と会った事がなくてね』
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ひより - 更新待ってます！！！ (3月17日 9時) (
レス) @page46 id: 07c25e379c (このIDを非表示/違反報告)
ショコラ - このシリーズ大好きです。いつでも更新まってます！ (2023年2月28日 16時) (レス) id: 707eeda184 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - もう更新は無いのですか？いつでも待ってます!! (2022年12月24日 18時) (レス) id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
ヒカリ - 続きがすごく気になります！！更新頑張ってください！！！ (2022年12月3日 8時) (レス) @page46 id: bbb8acb98d (このIDを非表示/違反報告)
ゆりりん - 続き読みたい (2022年7月8日 22時) (レス) @page42 id: 2b16648ba7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空白 | 作成日時：2020年4月18日 5時
