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ガチャっと扉が開いた。視線を其方へ向けると一番会いたかった人の姿。
『ナイスタイミング！焦凍くん...!』
「...なんかそんな予感がしたからな」
そう言って彼は私の手の中にあったネクタイを取り結び始めた。やはり距離が近くてドキドキする。
「...最初着替えるとき...ネクタイ解くのには成功したんだな」
『ふっふっふっー私も成長したのです！！まだ結ぶことはできないけど』
「そうか」
少し切なげな顔でそう言う彼。そんな彼に少し疑問を覚える。私が迷惑を掛けているのに、何故？
「ほら、出来たぞ」
『あ、ありがとう』
そんな小さな疑問のささくれも、すぐに飲み込んでしまった。...彼の優しさにもう少し甘えていたくて。
そのまま『帰ろっか』と諭し、二人で並んで教室まで帰る。扉を開けると女の子達からの強い視線。そして私に迫ってくる。
「ねぇ、Aちゃん。見ちゃったんだけど...」
身体の透けた葉隠ちゃんがひそひそと私に話し掛けてくる。焦凍くんにはその声が聞こえてないようで、彼は不思議そうにこちらを見つめていた。
「さっきのネクタイといい、一緒に帰ってくるといい...
...二人って付き合ってるの？」
...!?
じ、耳郎ちゃん！？！？
「な、何言ってんの！？！？」
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みなり - ﾌﾞｯﾌｫ(吐血)轟きゅん (2019年8月18日 13時) (
レス) id: b84b38a155 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟くんかっこよすぎた…！！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 最高！最高でした！！！( 〃▽〃) (2017年12月18日 21時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - また読みたい！続編書いてください (2017年12月6日 17時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - もー最っ高でした！！ 続きが気になって仕方ないです！！ できたらでいいのですが、この二人の将来とかのお話書いてほしいです！！ お願いします！！ とても楽しかったです！ お疲れ様でした！ (2017年8月25日 23時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2017年7月29日 20時
