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『焦凍くん何組？』
「...A組」
『え、ほんと！？やった！！一緒だ！！』
私がそう言って笑うと彼も少し微笑む。
「ほら、早く行くぞ」と彼に諭され彼の隣を歩く。
長い長い廊下を歩けば沢山の視線が突き刺さる。....やっぱり不釣り合いだよね、なんて思ってしまう。
「A...?どうかしたか？」
『な、なんでも無いの。大丈夫！』
そう言って誤魔化すと、「また作り笑いか」と見抜かれてしまった。
『う...い、いや今のは...』
「もうするなって言ったよな？...俺の前では繕うな、って。」
彼はそう言って顔を近づける。真っ直ぐこちらを見つめる視線。それに耐えられなくて思わず視線を逸らす。
そしてまた突き刺さる周りの視線。
『ちょ...!焦凍くんこんなところで...!』
「...?別に誰も見てねえだろ」
いやいや視線突き刺さってると思うんだけど...！
そう思っていると案の定、周りからの声は案外耳に入って来るもんで。
「...ねぇ、あれってNo.2の」
「絶対そうだよ！！それで隣の子、No.3の子だよね...!?」
ザワザワと廊下が騒ぎ出す。そうだそういえば私達肩書きだけは有名人なんだ。
「...なんかザワザワしてるな。なんでた？」
『しょ、焦凍くん！！騒がれてる原因私達だから...!』
...こんな時に天然を発動させる彼。
そんな最中も周りに人は続々と集まってくる。
「お、人すげえな」
『わ、わかったから！！早く教室行こ！！』
彼の腕を引き急いで教室へ向かった。
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みなり - ﾌﾞｯﾌｫ(吐血)轟きゅん (2019年8月18日 13時) (
レス) id: b84b38a155 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟くんかっこよすぎた…！！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 最高！最高でした！！！( 〃▽〃) (2017年12月18日 21時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - また読みたい！続編書いてください (2017年12月6日 17時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - もー最っ高でした！！ 続きが気になって仕方ないです！！ できたらでいいのですが、この二人の将来とかのお話書いてほしいです！！ お願いします！！ とても楽しかったです！ お疲れ様でした！ (2017年8月25日 23時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2017年7月29日 20時
