epilogue ページ24
「健気な所も、何処か抜けているところも、ヒーロー志望だからって我慢しちまうところも、
...時折見せる弱い部分も全部、全部好きだ。」
顔をズイッと寄せて彼はそう言った。彼の吐息が聞こえる。
心臓がドクドク波打ち、頭の整理が追い付かない。
でも確かに言えことがある。
それは________
『わ、私だって...！
焦凍くんのなんでもかんでもカッコ良すぎるところとか、私の事ちゃんと想って見てくれてるところとか、
...優しすぎるところとか...いつでも私を助けてくれるところとか...
そうやって、私を気遣ってお父さんやお母さんのこと告白してくれるところとか...
全部、全部好き...！！』
心の底から笑顔が溢れたのはいつぶりだろうか。
『...だから守ってね？...私のヒーロー！！』
そう言うと彼は耳まで赤くした。
「あんまかわいいこと言うな」そう言いながら彼は涙が零れる私の目を彼は優しく拭き取り、いつも通り優しく頭を撫でてくれる。
「...両想い、だったんだな」
『私、片想いだと思ってたかびっくりした...!』
「俺だってそうだよ」
"ああ、すっげえ嬉しい"
そう言って彼はまた私を抱き締める。彼の腕の中は酷く落ち着く。
『...焦凍くん』
「なんだ」
『大好き』
「俺も大好きだ』
『浮気したら許さないから』
「こんなかわいい彼女いんのに、誰がするかよ」
そう言って二人で笑い合う。
ああ、今最高に幸せだ。
No.3の娘。
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みなり - ﾌﾞｯﾌｫ(吐血)轟きゅん (2019年8月18日 13時) (
レス) id: b84b38a155 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉(プロフ) - 轟くんかっこよすぎた…！！ (2018年8月27日 21時) (レス) id: 7ac5223945 (このIDを非表示/違反報告)
月風ほのか(プロフ) - 最高！最高でした！！！( 〃▽〃) (2017年12月18日 21時) (レス) id: 564400f237 (このIDを非表示/違反報告)
雷光 - また読みたい！続編書いてください (2017年12月6日 17時) (レス) id: 681e9ae1c6 (このIDを非表示/違反報告)
亜種 - もー最っ高でした！！ 続きが気になって仕方ないです！！ できたらでいいのですが、この二人の将来とかのお話書いてほしいです！！ お願いします！！ とても楽しかったです！ お疲れ様でした！ (2017年8月25日 23時) (レス) id: 24d2cae0cc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みい | 作成日時：2017年7月29日 20時
