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25話 ページ25

〜作者から〜

今回の話から、Aのセリフを『』にしたいと思います。
今までより見やすくなると思いますので今後ともぜひよろしくお願い致します。

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携帯の着信音で目が覚めた。

電話をかけてきた相手の名前を確認する。
どうやら、蘭からかかってきたらしい。

『もしもし〜?』

「おはよぉーA。ごめん起こした?」

『ちょうど起きる時間だったから全然!』

「あのさぁ〜、Aにお願いがあるんだけどいい?」

いつもお世話になっている私には断る理由などなかった。

『俺、今から用事あって家でないといけないんだけどさー、竜胆が風邪ひいちゃったんだよね〜』

竜胆が風邪ひいた?もしかして昨日、私のことを庇ってくれたから?

「今日、いつも来てくれてるお手伝いさんも居ないから、A竜胆のこと見ててくんね?」

『うん。任せて!』

「部屋の暗証番号は、8102だからよろしく〜。あ、場所は覚えてる?覚えてなかったら地図送るけど?」

『あ〜、部屋の番号だけ教えて欲しい。』

「OK〜。最上階の901」

『ありがとう!じゃっ、竜胆のことは私に任せて。』

そういうって電話を終える。
絶対私のせいだ。2人には迷惑ばっかりかけてる気がする。

とりあえず、食べれそうなものとか買っていった方がいいよね。
家に行く前に、スーパーにでもよろう。



スーパーに着くと、何だかいつもより混みあっていた。
今日は何かあるのだろうか。そう思い、店の至る所に貼ってあるチラシを見る。
一瞬でその原因がわかった。
どうやら今日は特売日らしい。それならこんなに混む理由もわかる。

人混みをかき分けながら店の中を歩いていると、何かにぶつかった。

いそいで下を見ると、小さい女の子が倒れているではないか。

『ごめんね〜?大丈夫?怪我はない?』

「おい、マナ!店ん中で走んなって言ったろっ?」

奥から、男の子らしき声がする。
足音はだんだんと近づいてくる。

「すみません。うちの妹が…」

見上げると、銀色の短い髪のこれまた容姿の整った男の子がいるではないか。

「ん?なんか見た事ある…」

その子はジロジロと私のことを見てくる。
そんなに見つめられたら、恥ずかしくて目を合わせられない。

「あっ!もしかして灰谷兄弟に気に入られてるっている女か?」





え????

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とりお(プロフ) - 枝豆さん» ありがとうございます!頑張ります (2021年9月6日 20時) (レス) id: 18241f83f0 (このIDを非表示/違反報告)
枝豆(プロフ) - 面白かったです!投稿、頑張ってください!! (2021年9月6日 20時) (レス) id: 280e534706 (このIDを非表示/違反報告)
とりお(プロフ) - レイスさん» 灰谷兄弟いいですよねぇ。 (2021年9月3日 0時) (レス) id: 25bcf65374 (このIDを非表示/違反報告)
とりお(プロフ) - セシル??さん» ありがとうございます (2021年9月3日 0時) (レス) id: 25bcf65374 (このIDを非表示/違反報告)
レイス(プロフ) - ん゛ん゛っ灰谷兄弟可愛い、、((グハッ (2021年8月31日 17時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:サメサメ | 作成日時:2021年8月6日 18時

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