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#期待7 ページ8

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「昨日はどうかしたのか?」
「………え?」


ベランダに出た途端に待っていたかのようにこちらを見る煉獄さん。
疑問を感じるものの、単に気分じゃなかっただけと一言伝えれば眉を顰め不機嫌そうな彼。


「何か伝えたいことでも?」


そう言えば向こう側を向いてしまう。
世間的に見れば彼のこの行動は「可愛い」と言うのだろうか。

若いなと笑おうとしたが胸の高鳴りを止めれるわけではない。不本意だ。


「煉獄さん、煙草。貴方のも吸ってみたい」


頂戴と手を出せば箱ごとくれる。
新しいものに対する好奇心と共に息を吸えば


「ゲホッッごほっけほっ」


苦しくてむせながら息をする。
呼吸回数をゆっくりにし、落ち着くように整える。

最近むせてばっかりだ。


「早川さんには合わなかったか?」
「んー、あまり好きじゃない」
「はは、はっきり言ってくれるところ君が好きだな」


少しずつ、貴方は私を堕として行く。


「人妻をからかっても無駄だよ?煉獄さん」


堕ちても私は貴方と一緒に居られないのだから。



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柚葉(プロフ) - 初めまして。大人の世界観が好きです。更新楽しみにしています!! (2021年10月18日 18時) (レス) @page8 id: 33c3d87eb8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:れもんのティー | 作者ホームページ:ありません  
作成日時:2021年10月11日 18時

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