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「おかえり」
私がそう言うと、ソファに座った目黒くんが何か期待した顔をしながらこちらを見上げる。
言わなくてもなんとなく目黒くんが求めていることが分かってしまうのが、なんだか変な気恥ずかしさを感じさせる。
目黒くんのことをぎゅーっと抱きしめると、目黒くんは満足そうに私の体に腕を回し「ただいま」と言う。
よしよし、と髪を撫でる。
いつもなら子ども扱いして、なんて文句を言う癖に今日は素直にそれを受け入れている。
その姿がなんだか大きな子どもみたいで、愛おしさがどんどん湧き上がってくる。
「…疲れた」
「大変だった？」
抱きしめたまま会話をしばらく続ける。抱きしめた体の間に広がる温もりがくすぐったい。
「っよっし、チャージした」
しばらくして、目黒くんはそう言うと私を抱きしめる腕の力を緩めた。
「そりゃよかった」
解放された体からさっきまであった温もりが一気に解き放たれて、少し寂しささえ覚える。
そんな私の気持ちを見透かしてなのかどうなのかはわからないけど、目黒くんは私の頬にそっと手を伸ばすと「そんな物欲しそうな顔しないでよ」と悪戯に笑う。
「っ、そんな顔してない！」
慌てて目黒くんから距離を取り、キッチンへと向かった私を見て、目黒くんは大きな笑い声をあげた。
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さーや(プロフ) - なぎぷちょへんざーさん» 聞きました！月が綺麗ですね、の意味をめめが知ってて衝撃だったんですが？！笑 壁に穴開けよ、がもうめめ過ぎて笑いましたw (2020年4月3日 7時) (
レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
なぎぷちょへんざー(プロフ) - この小説お気に入りです！素のまんま聞かれました？お便りの内容を聞いた瞬間この小説を思い出しました、笑 (2020年4月2日 22時) (レス) id: 831076a685 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - 夢さん» コメありがとうございます！どういうお話の展開にするか悩んでいたのでそう言っていただけで嬉しいです…！ありがとうございます！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - たぴおかさん» アーカイブでひーくんチュロス見ましたがあれはたしかにやばい…！！うどんで盛り上がるスノちゃんたちが可愛すぎました…！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。今まで色んな作品を拝見してきたのですが、久しぶりにここまで展開が気になり夢中になって最後まで読んじゃいました。とても素敵な作品でした！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: 97d80eb079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや
| 作成日時：2020年3月9日 17時
