俺だけを見てよ（リクエスト） ページ35
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目黒くんのいるSnowManは、月に1度メンバー全員での食事会が開催されるらしい。
どんなに忙しくてもその食事会は欠かさずにやっているのは、これからずっとともに戦っていく仲間との絆を深める意味もあるのだろう。
‥‥で、なぜ、私はそんな食事の場に連れ出されているのだろう。
左に佐久間さん、右に目黒くん、そしてテーブルを挟んで向かい側に阿部さんと岩本さん。
「…目黒くん、私やっぱり場違いでは？」
隣の目黒くんの服の裾をちょいちょい、と引っ張りそう呟くと「そんなことないでしょ」とべつに気にする風でもない答えが返ってくる。
そりゃ目黒くんは自分のいるグループのメンバーとの食事会だからいいだろうけど、私はただの一般人よ？こんなキラキラアイドルたちに囲まれてどうすればいいの？
そんなことを思いながら、目の前のグラスに入った水を飲む。
「おーい、めぐー！」
隣の目黒くんは、渡辺さんとラウールくんに呼ばれると、立ち上がり2人のほうへと行ってしまう。
目黒くんが隣にいないとか不安でしかないんだけど、と視線を落とすと、隣の佐久間さんが私の肩をちょんちょんと叩く。
「ねぇ、Aさんはさ、どこで目黒と知り合ったの〜？」
隣で唐揚げを食べながら佐久間さんがそんなことを聞いてくる。
SnowManの中で、佐久間さん推しの私としては、隣に並んで座っていることすらもう意味が分からないのに、そのうえこんな風に普通に話しかけられている現状がもうほんと夢みたい。
「えっと、あの、アパートの部屋が隣で」
「え？うっそ！」
そこからそういう恋も生まれるんだ、なんか漫画の話みたい！とキャッキャとはしゃぐ佐久間さんに私もつられて笑い声をあげる。
「目黒、意外とそういうのやる男だよね」
「あぁ、なんかわかる」
私と佐久間さんの会話を聞いていた阿部さんと岩本さんがそんな風に相槌を打つ。
「あいつ迷惑かけてない？」
心配そうに覗き込む阿部さんに「それは大丈夫ですけど」と返す。
「でも、目黒にこんな美人の彼女がいるなんてさ、知らなかったよなぁ〜」
そう言いながら、ことり、とテーブルにグラスが置かれ、目黒くんのいたところに深澤さんがやってくる。
「ほんと、あいつぜーんぜんそんなの言わなかったじゃん？」
ほんとさ謎すぎんだよあいつ、と佐久間さんがチラリと目黒くんのほうへ視線を向ける。
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さーや(プロフ) - なぎぷちょへんざーさん» 聞きました！月が綺麗ですね、の意味をめめが知ってて衝撃だったんですが？！笑 壁に穴開けよ、がもうめめ過ぎて笑いましたw (2020年4月3日 7時) (
レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
なぎぷちょへんざー(プロフ) - この小説お気に入りです！素のまんま聞かれました？お便りの内容を聞いた瞬間この小説を思い出しました、笑 (2020年4月2日 22時) (レス) id: 831076a685 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - 夢さん» コメありがとうございます！どういうお話の展開にするか悩んでいたのでそう言っていただけで嬉しいです…！ありがとうございます！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - たぴおかさん» アーカイブでひーくんチュロス見ましたがあれはたしかにやばい…！！うどんで盛り上がるスノちゃんたちが可愛すぎました…！ (2020年3月23日 20時) (レス) id: 6178770b80 (このIDを非表示/違反報告)
夢(プロフ) - 初めまして。コメント失礼します。今まで色んな作品を拝見してきたのですが、久しぶりにここまで展開が気になり夢中になって最後まで読んじゃいました。とても素敵な作品でした！ (2020年3月22日 21時) (レス) id: 97d80eb079 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さーや
| 作成日時：2020年3月9日 17時
