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king1 ページ2

ジリリリリリリリリ


合歓「Aー!起きてー!朝だよー!」

『ふぇ?はぁ。おはよう、おねぇちゃん。』

合歓「ふふ。おはよう、A。寝癖ひどいよ?ほら、早く直しておいで。」

『はぁーい。』

自分の部屋から出て、洗面所へ向かう。

だが、そこには先約が。

左馬刻「はよ、A。寝癖、ひでーことになってる。」

『それ、おねぇちゃんにも言われた。直しに来たらお兄ちゃんが。』

左馬刻「しゃぁねぇな。俺様が直してやるよ。」

『ありがとう、お兄ちゃん。』

お兄ちゃんは寝起きで不機嫌だけど、私の髪を触る手つきは優しい。


左馬刻「………できた。A、早く学校行く準備しろ。」

『はぁーい。お兄ちゃん、ありがとう。』

左馬刻「………おう。」

お兄ちゃんはヤクザだからちょっと怖いけど優しいとこもあるんだよ!


それは私とおねぇちゃんが一番わかってる。


あの事件からお兄ちゃんは私のことを昔以上に大事に扱ってくれた。

あれは、結構トラウマだから………。


左馬刻「飯できたから食うぞ。」

「「『いただきます。』」」

合歓「A、新しい学校には馴れた?」

『うん!みんな優しくて、あったかい人ばかりだから!』

左馬刻「………よかったな。変な野郎には気をつけろよ。なんかあったら言え。」

『ありがとう、お兄ちゃん。大好き。おねぇちゃんも大好き。』

合歓「もー!Aは可愛いなぁ!このこのぉ!」

『うわ、ちょ、おねぇちゃん!?待っ、あはははっ』

左馬刻「……………。(可愛すぎかよ、俺様の妹達は!?Aも合歓もすげぇ可愛い。)」


おねぇちゃんと戯れたあと、学校へ行くため、家を出た。

イケブクロの学校だからちょっと遠いけど、今の方が良い。


電車で行こうとしたんだけど。

左馬刻「危ないから、俺様が送っていってやるよ。」


とかわけわかんないこと言い出したから今は助手席にいます。

黒のベ○ツかな、これ。

まぁ興味ないけど。




あっという間に学校に到着。

左馬刻「行ってこい。頑張れよ。」

助手席からというか車から出て、運転席のお兄ちゃんの方へ回る。

窓を開けて、ニカッと笑うお兄ちゃんに安心感を覚える。


女1「え!待って!何でイケブクロにヨコハマの左馬刻さんが!?」

女2「ちょーヤバい!イケメン!」

女3「一緒にいる白髪の女の子誰?」


左馬刻「チッうるせぇな。A、こっち寄れ。」

『??』

一瞬、頬に違和感を覚えた。その瞬間、周りから黄色い歓声がわいた。

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カイア♪(プロフ) - 肘木さん» ありがとうございます!最近更新できていなくて申し訳ない………。頑張りますね! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - おっふさん» 読んでくださってありがとうございます! (2019年7月20日 23時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)
肘木 - やっばいめっちゃ面白い左馬刻様かっこいい。更新楽しみにしてます! (2019年7月20日 22時) (レス) id: 3f3af7efe1 (このIDを非表示/違反報告)
おっふ - はぁぁー、、、神かよ//// (2019年7月17日 17時) (レス) id: dfac6954d1 (このIDを非表示/違反報告)
カイア♪(プロフ) - 瑠璃さん» 私も本命はぽっせと麻天狼なんです!初回限定版買えるようにがんばりましょー! (2019年6月11日 21時) (レス) id: 21e25083ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:カイア♪ x他1人 | 作成日時:2019年6月3日 18時

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