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大毅side
オカンが警察の人に捕まってもうた。
ぼくらこれからどうなるんやろう…
だいきが一番お兄ちゃんやからしっかりせなあかん
不安でいっぱいな時この前家に急に入ってきたお兄ちゃんが来た。
オカンが捕まってから住んでたしせつ?ってところのひとが新しい「家族できますよ」って写真見せてきた。
その時と同じ人や。
「みかた」
って言ってくれた人。
オカンが行ってええよって言った時にだけほんまにたまに行ってた学校の先生とかとはなんか違くて
あったかい感じがした。
この人なら僕達のこと守ってくれそうな気がした。
まだ少し怖かったけどこのお兄ちゃん淳太くんって言うみたい。
淳太くんは新しいお家に向かう車の中で写真を見せてくれた。
そこには淳太くんとその兄弟の6人の男の人が写っていてみんなにこにこしとった。
一番最初に喋ったのはおしゃべりな望やった。
望と流星は学校にいってないから外に出たこともオ
カン以外の人に会ったこともほとんどない。
オカンが外に出たらあかんいうてんねん。
せやから外に出た時とか知らん人にあった時に望はいっぱい人に話しかけたがるんよ。
望「なぁ、この人たちみんな一緒に住むん??
痛いことするかなぁ」
大「……わからん」
望「どう思う流星??」
流「……」
望「なぁ、大にぃりゅうまた無視したぁ…」
大「いつものことやろ」
望「そうやけど…」
もう望声大きいし、淳太くん怒らないか心配でドキドキするわ…
淳「望くん元気やな〜 笑」
望「うん!のんげんきやで!」
淳「よし、着いたで〜ここが今日から君たちのおうちやで!」
望「うわぁ〜」
大「おっき〜…」
照「ほら、降りるで〜」
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作者名:たすかば。 | 作成日時:2017年4月5日 0時