家族になってくれますか？ (ページ32)

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智洋side

仕事から帰ってきたらなんとも言えない重い雰囲気が漂っとった。

なんやこの雰囲気…

祟「あ、ともおかえり」

智「祟にぃただいま。なぁなんかあったん？」

祟「あぁ…なんかなぁ………」

それから祟にぃから大毅にことを聞いた。

まさかそんな事があったなんて…ビックリしたわ

淳「とも、帰ってたんかおかえり」

淳にぃ、ちょっと疲れてる…

智「ただいま疲れてるんちゃう？大丈夫？」

淳「色々あったから疲れたわ、けど大丈夫やで？ありがとなﾆｺ」

淳にぃはいっつもニコッと笑って大丈夫やでってい
って俺らを安心させてくれる。

ちょっと心配やけど
この声を聞くとほんまに安心する

淳「俺、もっかい大毅見てくるなぁ」

智「うん」

ｸﾞｲｸﾞｲ

誰かに袖を引っ張られて下を見ると目をこすりなが
らグズグズな望

望「智にぃ……ｸﾞｽｯ」

智「望、寝てたんちゃうの、起きてもうたかな？ほ
らぁ泣かんよ～？」

望「抱っこ～」

智「はいはい笑よいしょっと」

望「大にぃ…ｸﾞｽｯｸﾞｽｯ」

智「大毅が心配なん？大丈夫やで望は優しいなぁ
いま淳太くんが大毅のこと見ててくれとるから安心
し？大丈夫だいじょうぶ。」

出来てるのかわからないけど俺も淳にぃみたいに望
を安心させることができるようできるだけ優しい声
で大丈夫と声をかけてあげる。

それが伝わったのか望は俺の腕の中でもう一度眠り
についた。