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智洋side
浮かない顔で帰ってきた淳太くんは今日行った親戚
家にいた子供たちが親から虐待されてるんちゃう
かって疑っとった。
淳「まだな、まだわからんよ?けどさ…
けど…もしそうやとしたらあの子ら、今頃どうしてるやろ…」
照「せやな…ご飯とかちゃんともらっとるんやろか…」
祟「心配やな…」
智「…うちに、連れてきちゃえばええのに…」
照「何言っとるねん いくらなんでも無理やろ 笑」
祟「せやでとも〜なぁ淳太ぁ〜」
淳「…」
照「淳太?」
淳「そっか、そうすればええのか…」
照「え?」
淳「うちで引き取ればええのか…」
智「せやろ!!頑張って母親説得してさ!!」
照「アホな事言うなや!そんな簡単にはいど〜ぞ〜
言うて子供差し出すわけないやろ!!」
祟「せやで!小さい子どもってのはそんな簡単に育てられるものと違うぞ!?
それに大きくなるにつれてどんどん色んなこと
がわかっていってややこしいことになる!
金だってかかる俺達の収入で3人も養えるのか?
大変な思いすんのは金の管理してる淳太が一番よおわかるやろ!?」
淳「でも…このままじゃあいつら死ぬぞ!?」
照「児童相談所とかに行って施設とかに保護しても
らえばええやん!なんも俺らが介入することちゃ
う!」
淳「でも兄弟達バラバラになってまうかもしれへ
ん!」
智「兄弟バラバラなんがどんだけつらいかにぃにたちにはわかるやろ!?」
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作者名:たすかば。 | 作成日時:2017年4月5日 0時