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キッチンにつくと目を疑う光景が広がっとった

そこには椅子に乗っかって冷蔵庫の中を荒らしまく
っとる大毅の姿。


望「淳にぃ!!!大にぃが!! 泣」


椅子の上から生卵を落としたり食べ物を一口だけ食
べて投げ捨てたりともう荒れ放題や…


キッチンも大毅自体も汚れまくっとる…


よく見ると冷蔵庫の中身はほぼ空っぽ


7人分の食品が入ってるから相当な量のはずやのに



大毅……なにやってるん…?


淳「おい、なにやってるん、やめろ。」


食べ物で遊んだらあかんってあんだけ言ってるのに
なにしてんねん。


俺はちょっとイライラしてもうた。


それでも大毅は何も言わず冷蔵庫を荒らし続ける。
そこそこな怖さで怒ったはずなのになんも聞いてへ
ん。



変や…



大毅になにがあった……


とりあえずやめさせないと!!



照「なんか騒がしいなぁ…なんかあったん?」

淳「照史!ヘルプ!後で説明するから止めるの手伝
って!」

大「いや!!!いややぁ!!!!」


嫌がる大毅を無理やり止める。


照「大毅!!やめろ!!!あかん!そんなことした
らあかんよ!!」

大「いや〜!!いやや!うっ………」

照「大毅!?吐く!?淳にぃ!!」

淳「え!?あ!はい!!これ袋!」



猛ダッシュで袋を探すと幸いすぐ近くにあったので
それを照史に渡す。



照「大毅〜?これに吐いてまい?」

大「うぅっ……うぇっ……うぅ……」



あんだけ冷蔵庫のもん食ったらそりゃ吐きたくもな
るわ


淳「大毅、気持ち悪いな全部出してスッキリしよ
な?」


少しでも楽になるように背中をさすり続ける


大「うぅ…はぁ…」

照「もう出ないか?」

大「うん…」

淳「はい、水。口ゆすぎ」


その後吐き疲れたのか大毅はぐっすり眠ってしまった。


よく見ると望も流星はこんな大毅をみたのは初めてで2人で手繋いでちっちゃくなっとる。


でも2人ともなんだかウトウト


淳「2人ともびっくりしたな?疲れたやろにぃと一緒
にねんねしよか?」

望「大にぃだいじょーぶ?」

淳「きっと大丈夫…ちょっと疲れが溜まったんかな
後で大毅とお話してみるな。
あ、流星寝かけてる。望おいでにぃにと一緒にねん
ねしよな」


望「うん…」

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作者名:たすかば。 | 作成日時:2017年4月5日 0時

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