検索窓
今日:17 hit、昨日:24 hit、合計:448,704 hit

22 ページ22

祟裕side


そんなはずはない。


疲れただけ?


いつか迎えに来る?




それは嘘や。




そんな嘘は余計つらくなるだけや。


祟「それは……それはちがう」


祟「いいか望、大毅?よく聞けよ?おまえらは男の
子やろ?泣いてばっかはあかんで。覚悟決めな」

望「グスッ…?」

大「かくご………?」




祟「あのな…おまえらはたぶん、もうオカンには会えへん…」

淳「ちょっと!祟裕!!??」

照「なんで!?祟にぃ!!」



大「もう………あえへんの?」

望「いやや…いややいやや!!!!!!!!!」

大毅、望「いややぁ!うわぁああん!!」


もう2人とも大号泣や

流「……?あ…あぅ……」

流星もなにかを感じとったらしく涙を流してる。

祟「泣いてもあかんよ。」




こういうときはこっちが冷静にならなあかん。



その場しのぎの嘘は人を余計に苦しめる。



望「オカンくるもん!!!祟にぃのばかぁ!!
ぼくがあいにいく!!オカンのとこいく!うわぁぁぁん!!」


祟「おまえらのオカンは!

離れなわからんねん。今また一緒に暮らしたら…また痛いことされるんやぞ?それでもええんか?

俺はつらかったっ………わかるか?」




2人は一生懸命に俺の言ったことを理解しようとし
てくれている。


泣きながらもいろんな思いと葛藤とる。




祟「みんながこれから幸せになるためには辛いけど
いま我慢せなあかんこともあるねん…オカンのこと嫌いか?」

望「……嫌いやない………」

祟「好きか?」

大、望「うん。」


祟「それでええ、オカンはおまえらを生んでくれた
たった1人のオカンやその人を嫌いになんてなったらあかんよ?けどなここでの生活楽しいやろ?」


大「楽しい…ぼくここ好き。」

祟「実は俺らもなぁ、オカンと離ればなれで暮らしてたんや」

大「知らんかった…」

祟「おれはオカンと暮らせへんかったけどここで
暮らせてめっちゃ幸せやし楽しいんや
大毅と望もここで楽しいこといっぱいせえへんか?ここじゃあかん?」

23→←21 心に残る思い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (146 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
588人がお気に入り
設定タグ:ジャニーズWEST , 家族 , 兄弟
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:たすかば。 | 作成日時:2017年4月5日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。