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照史side
翌朝子どもたちを起こしに行くことにぐっすりの大
毅と望。流星くんはたぶんもう起きてるみたい。
照「大毅〜望〜朝やで！おきてなぁ〜」
大「ん〜…おはよう！」
望「にぃに！おはよー！！！」
照「はい、おはよ〜」
ほんまもう、かわええなぁ 笑
一応流星くんにも声をかけようと俺が近づくと
はっ！驚いた顔をして頭を押さえて丸くなった。
そうか…おれ、やっぱ暴力振るうかもしれんってま
だ思われてるんかな…まぁまだ１日しかたってへんししゃーないか
この日も流星くんは大暴れ
朝飯の時もフォークを持たせてみてもそのまま床に
落とすしすしすぐあーあー叫ぶし
こんなこと思っちゃアカンとは分かってるけど望が
教えてくれた通り流星くんは少し悪い子なのかもし
れん。なんて考えが頭をよぎる。
ほかのふたりはほんなかわええのになぁ…
みんなも流星くんが暴れて少し疲れ気味
おれもちょっとイライラしてきてもうた。
照 「ほら！流星くん！ご飯食べなあかんよ！？
昨日も何も食べてへんやろ！？もぅ！…あ、ごめん
な怖かったよな」
大毅と望はおれが怒ってるのを見てちょっとビビってる。
そしてその日の夜になっても流星くんは相変わらずやった。
照「はぁ……もうほんまっ…まるで何も聞
こえてへんみたいやわ」
照「……ん……？」
祟「どうした？」
俺の声に気づいた兄弟達がなんやなんやと集まってくる。
照「待って！流星くん耳聞こえないのとちがう！？
だって望が話しかけても反応せんかったし俺らの声
にだって！」
智「そんなことある！？」
すると突然流星くんの後ろに回った祟くん
祟「流星くん？」
全く反応しない流星くん俯いたままや。
それからもうちょい近づいて大きめの声を出してみ
る。
祟「りゅ〜せ〜く〜ん？…反応しないなぁ」
大「りゅう耳聞こえへんの……？」
望「聞こえない？？どういうこと？？なぁ〜」
望はそもそも耳が聞こえへんっていう意味を理解出来てないみたい。
淳「明日、病院連れていってみよう」
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作者名：たすかば。 | 作成日時：2017年4月5日 0時
