俺達の好きな人は、なんでも出来る最強少女？！ じゅーごっ♪ 【hunter×hunter】

☆６１８☆ ページ10

得体のしれない生き物を、殺したのは、初めてだな。


死ぬのを見るのは、嫌いだが、自分の身を守るためだ、仕方がない。


此処にいるのは、危険かもな…。


さっきの所に置いてきた食材を持って、女王の所へ帰ろう。


うん、少し速いけど、帰った方が良い気がする。


貴)♪〜


女王)《これは…美味い…。
栄養価も高い…、最高の餌だ…。
この生物が…、もっといる……！》


貴)女王〜！ただいま〜♪


女王)((ビクッ 《帰ったのか。
お帰り、A。》


貴)女王、何食べたの？
此処血生臭いよ〜…。


女王)《馬だ。
何処かから逃げてきたのだろう。
何処か立派な馬で、布を付けていてな。((汗
そして、このような可愛い物を付けていた。》


女王が差し出したのは、リボンだった。


貴)おぉ、女王。
それってリボンって言うんだよ。
馬がリボンを付ける時代か〜…。
それにその十字架。
何処かの宗教の馬だったのかもね〜…。
まぁ、逃げられたら、そこまでだけど。


女王)《そ、そうだな。》


蟹型)キリキリキリ…。


貴)わっ！
なに、こいつ！
吃驚したぁ！
女王、下がって。
僕がやっつける！


女王)《待て！
この子は殺すな！
全兵に命令だ！》


貴)え？


女王)《すまなかった、これは私の兵達だ。
紹介をするのを、忘れていたんだ。
こいつらは、私の為に餌を探してくれるんだ。
コイツは、蟹型の兵隊だ。
しかし、コウモリ型の兵隊が、戻らんのだ。》


貴)あ！
ご、ごめんなさい！
それ、僕が、倒しちゃった…。
僕の事を、殺そうとして来てね…。


女王)《そうか…。
すまなかった…、私が伝え忘れていたのだ…。》


貴)ご、ごめんなさい…。


女王)《何も謝る事はない。
私が悪かったのだ。》


貴)…。


女王)《そうだ、此処の掃除を頼んでも良いか？
血生臭いのは、私も苦手だ。》


貴)はい！
洗浄！


ブワッ


貴)おわったよ、女王！
そうだ、女王の口の周りも洗うね。
洗浄っ！


パァンッ


女王)《おぉ…、綺麗になった…。》


貴)コレも僕の能力の1つなんですよ♪
水を自由自在に操る能力。
でも…。


Aはそこで、顔を曇らせた。


貴)ちょっと…。
皆には、嫌われた能力なんですよ。
綺麗なのに…。


にっこりと笑うAはやはり何処か寂しそうだ。


女王)《…。》((ナデナデ


貴)？
女王？


女王)《お前は…私より幼いのに、私よりとても強いな。》


貴)そうでしょうか？
僕は、そうは思いません。


＊−＊−＊−＊−＊−＊


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