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☆648☆ ページ40

強いて言うなら、朝方這い?←


貴)…って!((ビシッ
何で部屋に居るの?


ピトー)だって、鍵かかって無かったし。


貴)寝なさい!


ピトー)夜行性だし。


貴)関係ない!


ピトー)ま、良いじゃん。((スタッ


夜這い失敗の為か、大人しくベッドから床に降りるピトー。


ピトー)朝食までの時間、僕にくれない?


貴)?


ピトー)いいとこ連れてってあげるからさ。


貴)へ?


ピトー)もう少ししたら、綺麗に見えるんだ。
僕じゃないといけない秘密の場所♪


貴)秘密の?


ピトー)興味持った?


貴)…。←持って無いとは言えない。
朝食まで、だけね。


僕は布団をはいで、床に足を付いた。


貴)冷たい…。


床結構冷たい…。


冬、始まったもんなぁ…。


ピトー)暖かい格好してた方が良いんじゃない?
これから行くとこ寒いから。


貴)ん。


僕はゴソゴソとバッグを明後日、長袖のパーカーと長袖のワンピース(ゴン達が見たいとか言うだろうと思って買った)、黒のタイツに着替えた。


靴は、適当にローファーにした。


貴)で、どこなの?


ピトー)そこに行くためには、まず、外に出るんだ。


ピトーは、片目をつぶって、僕の部屋のベランダへと出る。


冷たい風が入って来る。


ピトー)こっちにおいで。


ピトーは、ニコニコと僕の手を引っ張る。


ベランダに出ると、僕の足をひょいと持ち上げた。


貴)ちょ?!


ピトー)さ、行くよ。
ちゃんと掴まっててね?


貴)は?


ピトー)せーのっ!((バシュッ


ピトーが上に向かって飛ぶ。


冷たい風が肌に刺さるみたいだ。


貴)ん…。


ピトー)大丈夫?


貴)うん…。


スタッ


風が無くなって、目を開けると、お城の頂上に立っていた。


ピトー)僕の跳躍力じゃないと、此処まで来れないんだ。
秘密だよ♪


ピトーはそう言って、笑った。


貴)で、綺麗なのってなに?


ピトー)あぁ、それは。


ピトーはそう言いながら、指をさした。


その方向を見てみると、綺麗な太陽が昇っている所だった。


貴)うわぁ〜!


もっと綺麗に見えたのは、森の中に点々とある泉。


光の辺り具合によって、七色に輝く湖畔は、とても綺麗だった。


ピトー)気に入った?


僕を降ろしながら聞いて来るピトーはとても不安そうだ。


貴)うん、とっても!


ピトー)でしょー♪


貴)綺麗…。


僕達はそのまま、しばらく景色を眺めた。


貴)ハァ…。


ピトー)ため息出るくらい綺麗だよね。


貴)うん。


−*−*−*


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ミナ - 久々に来たら続編行っててびっくりしました!!(嬉) (2015年1月1日 0時) (レス) id: 5b7f83d22f (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 進H×H大罪(エレン・クラピカ・キング)loveさん» そうか?←別にホラーなつもりは無いぞ?ホラーな意味もないぞ?(・ω・´) まあ、嫌なら別にやめっけどwクラピカは甘くしやすいから、早く書きたい…!でも、順番あるからぁ…! (2014年12月31日 1時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)
進H×H大罪(エレン・クラピカ・キング)love - 紫音さん» 語尾の『♪』が凄く怖いです(( (2014年12月30日 23時) (レス) id: d53674b7e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 進H×H大罪(エレン・クラピカ・キング)loveさん» まだ大丈夫です。クラピカですか、分かりました。どーしよっかなあ♪ (2014年12月28日 23時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ライナさん» リク受付ました!←話は続編になりそうですね…。明日早起きして作りまっかぁw (2014年12月28日 23時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫音 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/  
作成日時:2014年7月26日 18時

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