俺達の好きな人は、なんでも出来る最強少女？！ じゅーごっ♪ 【hunter×hunter】

☆６２１☆ ページ13

貴)中に種があるから、気を付けて食べてね？
川は向いたから、そのまま食べれるよ。
柔らかいから、潰さないようにね？


女王)《…。》((モグモグ
《美味しい…。
桃とはこんなに甘くて味わい深い物なのか…。
とても気に入った。》


貴)兵隊さんたちの分も貰って来たの。
これを皆にあげたいんだけど…。


女王)《師団長に持って行かせよう。》


師団長)お呼びでしょうか？
女王様。


女王)《この桃と言う果物を、兵達に1つずつ配るのだ。》


師団長)はっ……！
何奴っ、女王様に手出しはさせぬぞっ！


貴)え…。((キラキラ
君は言葉が分かるんだねっ！
わぁ…、女王、この子は…？


女王)《師団長だ。
こちらは、Aと言う人間。
私の友人だ。》


貴)宜しくお願いします、師団長！


師団長)うむ…。
それで、桃とは？


貴)これです。
あんまり時間がたつと色変わっちゃうから、師団長さんもちゃんと食べて下さいね？
このかごに入ってるので、多分兵隊さんには足りると思うんだけど…。


師団長)余るくらいだ、感謝する。


貴)この洞窟もこれだけいるとやっぱり狭くなってきたのかな…。


女王)《うむ。
そろそろ引っ越しをしようと思っているのだ。
出来ればあまり視界を遮るものがなく、周りに資材が沢山ある所が良い。》


貴)う〜ん、そう言えば、此処はNGL自治国だから、自然が沢山あるって言ってたな…。
じゃあ、此処なんかはどうかな？


僕は、今日桃の木の上から見えた、沢山の岩がある所を指さした。(勝手に携帯で写真を撮っていた。)


女王)《Aはどうして此処を選んだのだ？》


貴)資材は此処にある岩で、掘れば土がとれる訳ですから、此処の岩はすぐ無くなると思います。
そしたら一面に広がる森が綺麗ですし。
敵が来たら、分かりやすいじゃないですか♪


女王)《なるほど。
では、今日の内に出発するとしよう。》


貴)今からですか？


女王)《ダメか？》


貴)いえ、そんな事無いですけど、夜ですから一段と気をつけないとですよ。


女王)《大丈夫だ。
Aこそ、気をつないとダメだぞ。》


貴)はい、女王！


Aはそう言って、出かける支度を始めた。


楽しそうだな。


あんまり洞窟暮らしでは、体を痛めてしまうだろう。


貴)♪〜♪♪


女王)《…A。》


貴)何ですか？
女王。


Aはキラキラと目を輝かせてこちらを振り向いた。


私は以前からの疑問を、Aにぶつけてみた。


女王)《お前は…。》


−＊−＊


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