☆６１２☆ ページ1
僕は、疲れてそのまま寝てしまった。
貴)…。((スゥ…
女王)(Aの前では殺しは出来ないな…。
流石に慣れるのに時間がかかるだろうし、何より死を見るのが怖いという人間がいるとは思わなかった。)
私が初めて見た人間どもは、皆、私の死を望む者たちばかりだった。
多くのハンターが私の友人を攫い、殺した。
私が生きていると、あとあとの為に良くないとも言われた。
何故、何故なのだ。
何故、私が生きていてはいけないのだ。
私は、邪魔か？
そんなある日、ハンターに追い込まれた私は、バランスを崩し、海に落ちた。
そして、この島に流れ着いた。
片手は、いつ千切れたのか、分からぬ。
正直、こうして隣にいるAを初めて見た時は、驚いたな。
怖がられて、殺されるんじゃないかと。
ならば、殺してやろうとまで、考えた。
しかし、Aは怖がるどころか助けてくれた。
中には、こんな人間がいるものなのか。
初めは正直、信用できなかった。
しかし、自分も嫌われ者だと言うAは何処か寂しそうで、同じだと実感できた。
私は、そんなAに心を少し開いた。
Aは、その後ハンターの資格を持っているが、私を倒しに来たのではないと言った。
初めは疑った。
しかし、良く考えてみれば、それなら最初から負傷していた私を襲っていた筈だ。
回復させて襲うなんてどう考えてもおかしい。
此処で、私は改めて、疑った事を悔やみ、友人として、Aを見る事した。
Aは不思議な奴だ。
欲深くもなく、欲がない訳でもなく、友人として話してくれたのはたった2人。
一族の嫌われ者。
こんなに幼いのに、此処まで世の中と自分の立場を知っている人間は初めて見た。
私は、Aを守りたい。
痛切に思った。
だから、Aの望みをかなえてやると言った。
Aは少し考えてから、私の傍で役に立ちたいと言ってくれた。
Aが望むなら、巨万の富でも、名声でも、世界でも、何でも与えてやるつもりだった。
しかし、そのどれでもなくAは私を選んだのだ。
嬉しい気持ちがあるにはあったが、それを叶えてどうしようと言うのだ。
役に立ちたいとは、どのように役に立ちたいのだ。
それを聞かずに叶えてしまった私は、少し甘いのかもしれんな。
まぁ、それも…。
Aに会わなければ、こんなに人間を良い奴と思わなかったのかもしれん。
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ミナ - 久々に来たら続編行っててびっくりしました！！(嬉) (2015年1月1日 0時) (
レス) id: 5b7f83d22f (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 進Ｈ×Ｈ大罪(エレン･クラピカ･キング)loveさん» そうか？←別にホラーなつもりは無いぞ？ホラーな意味もないぞ？(・ω・´) まあ、嫌なら別にやめっけどwクラピカは甘くしやすいから、早く書きたい…！でも、順番あるからぁ…！ (2014年12月31日 1時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)
進Ｈ×Ｈ大罪(エレン･クラピカ･キング)love - 紫音さん» 語尾の『♪』が凄く怖いです(( (2014年12月30日 23時) (レス) id: d53674b7e3 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - 進Ｈ×Ｈ大罪(エレン･クラピカ･キング)loveさん» まだ大丈夫です。クラピカですか、分かりました。どーしよっかなあ♪ (2014年12月28日 23時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)
紫音(プロフ) - ライナさん» リク受付ました！←話は続編になりそうですね…。明日早起きして作りまっかぁw (2014年12月28日 23時) (レス) id: cf43c01a68 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫音
| 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/shionn/
作成日時：2014年7月26日 18時
