強奪 ページ28
「なんでこんな綺麗なお姉さんが1人で飲んでんの？」
ダンスを踊る気分にもなれず、バーで一人で飲んでると突然話し掛けられる。
『じゃあ、一緒に飲んでよ』
ローレン程じゃないけどイケメンだし、話し相手には丁度いい。
「何歳？」
『んー、22』
「え、思ってたより若い。大人っぽいね」
『お兄さんは？』
話していると段々スキンシップが激しくなって来た。こういう事をする男は断ったらキレて何をするか分からない。
「ね、今夜どう？」
『えー、』
「Aは今夜俺と過ごすの。その手離せよ」
突然視界に割り込んできた赤髪に手を引かれそのまま着いていく。そのまま私達はクラブの外に出た。
「あいつ、危ないやつ。よく耐えたね」
『ローレンが助けに来てくれるの待ってた』
「来なかったら？」
『カバンで殴って逃げた』
私が答えるとローレンは地面にしゃがんで笑い出した。私もしゃがんでローレンの顔を覗き込む。
「面白すぎるでしょ。」
そう言って彼は私の頭を撫でた。
「俺よりいい人見つかった？」
『最初からローレンにするつもりだったよ？』
「何それ、ずるい」
私と彼は近くにあったホテルに入った。
「わ、下着まで俺好み」
『紐好きなの？』
「うん。脱がせんの楽しいじゃん」
『へんたい』
なんてふざけ合いながらベットに雪崩込む。最中の汗をかいて扇情的な彼の顔は見蕩れてしまうほどかっこよかった。
『髪、下ろしてるのみたい』
彼が水を取りに行く後ろ姿を見ながらそう声を掛ける。
「ん？いいよ」
『うん。そっちの方が好き』
髪を解いた彼はもっと私のタイプになった。
「ロン毛好き？」
『ローレンの長髪が好き』
「もー、そんな事言われたらその気になっちゃうでしょ」
『なっちゃダメなの？』
私がそう言うと彼は目を見開いてため息を付いた。そして、私に覆い被さった。
「Aのせいだからね」
その後彼は私が気を失うまで止めてくれなかった。
朝、彼の腕の中で目を覚ます。
『腰、痛すぎる』
「ごめん。やり過ぎた。」
私の声で起きたのか、目が覚めた彼は私をもっと強く抱き締めた。
『どしたの？苦しいんだけど』
「Aと、一夜限りじゃ嫌になった」
彼は本当に私のタイプ。だから、私が依存してしまうのが怖くて、もう二度と会わないつもりだった。
『連絡先教えてあげる』
タイプの男に子犬の様な顔で見つめられて、絆されない女何てこの世にいる訳が無い。
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あられ(プロフ) - kikiさん» 最高なコメントありがとうございます( ᵒ̴̶̷̤◦ᵒ̴̶̷̤ )♡kikiさんの大好きな作品になれてとても光栄です。これからも頑張ります(˶'ᵕ'˶ )︎ (7月17日 8時) (
レス) id: 14434f380f (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - 雨と雫さん» コメントありがとうございます(՞ . .՞)"剣/持さん、未成年、厳しくて。ほしるべさんがんばってみますね！ (7月17日 8時) (レス) id: 14434f380f (このIDを非表示/違反報告)
kiki(プロフ) - 毎日読み返すほど大好きな作品です。皆んな其々魅力的でｴﾁで最高…なにより夢主ちゃんの一言一句が可愛すぎます！あられさんの丁寧な構成と文章が大好きです。 (6月28日 0時) (レス) id: 06ea98624c (このIDを非表示/違反報告)
雨と雫(プロフ) - すごく面白いです！！できたらリクエストで剣/持さんとかできますかね？あとこれは本当に出来たらでいいんですけどほしるべさんとかできたりしますか？お願いします！！更新頑張ってください！！ (6月27日 16時) (レス) @page45 id: 312a1378ed (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - にゃーちゃんさん» コメントありがとうございます(ᐢ>-<ᐢ)リクエスト助かります(˶'ᵕ'˶ )︎ (6月26日 8時) (レス) id: 14434f380f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2023年5月4日 8時
