23.2人の新生活 ページ23
櫻井side
ぼんやりした頭に、幼い声が響いた。
「翔さん、おはよう！」
「おはよう！朝だよ！」
…誰だ？
雅紀にしては声が高いし幼すぎる。
智くんは俺のことを起こしには来ないし
何より2人は俺のことを�琅討気鶚瓩箸聾討个覆い茲覆 帖�
俺は不思議に思いながら、その目を開けた。
すると、目の前には
目が覚めるような金と銀の髪の毛の少年たちがニコニコしながら俺を見ていた。
…あぁ、そうだ。
2人は俺たちと暮らすことになったんだっけ…
「おはよう翔さん！お寝坊さんだよ！」
「朝だよ！まーが朝ごはん作ってるよ！」
2人がしゃべると、なんでもない景色に色がついていくようだ。
「おはよう。今起きるよ。」
隣を見ると、案の定智くんと雅紀はもう起きていて
こんなこと滅多にないなと苦笑いする。
2人に手を引かれてリビングに向かうと、雅紀がエプロンを翻しながらキッチンに立っていた。
「おはよ、翔ちゃん！
寝坊なんて珍しいね〜？」
あはは、と苦笑いしながら雅紀の前を通り過ぎると
ソファに智くんが座ってコーヒーを飲んでいた。
「あ、翔くんおはよう。すっかり仲良しみたいだね〜」
コップを置いてこっちを見た智くんは、2人の頭を撫でた。
昨日までの鋭さはどこへやら、2人は年相応のあどけない笑顔を浮かべ、嬉しそうにしている。
「今日はやることがいっぱいあるよ。
なんたって、カズとジュンの新生活の始まりだからね〜」
智くんがそう言ったとき、雅紀が朝ご飯を運んできた。
今日も相変わらず美味しそうだ。
「わあ…」
カズとジュンは目をキラキラさせて雅紀のそばに駆け寄った。
「俺、こんな美味しそうなの初めて見た…」
「僕も…！」
その言葉に雅紀は照れて、顔をほんのり赤くさせて微笑む。
「これから毎日作ってあげる！いっぱい食べてね！」
やったー！と2人の歓声が上がったのは、言うまでもない。
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くろねこ(プロフ) - 優子さん» ここまでお読みいただきありがとうございます！毎回感想を頂けて嬉しいです*\(^o^)/*また次の章もお読みくださると嬉しいです！ (2016年1月1日 21時) (
レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。翔君大丈夫かな？心配だよ。 (2016年1月1日 20時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。智君に知られたら大丈夫かな？すぐにばれそうだね。続きが気になります。 (2016年1月1日 13時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - 優子さん» 翔くんのピンチを救った雅紀くん。ずいぶんシリアスな展開になりましたなぁ（他人事）笑 (2016年1月1日 12時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
優子 - 読みました。翔君ピンチだよ。気になります。 (2016年1月1日 7時) (レス) id: 059e629431 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろねこ
| 作成日時：2015年12月18日 21時
