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松本side
リーダーを部屋に案内した時から
ずっと感じていた違和感
それが、彼…二宮くんの顔を見た瞬間に爆発した。
ものすごい目眩と吐き気が俺を襲う。
それに加え、ガンガンと爆音が頭の中で鳴り響いてるような頭痛がした。
頭が…壊れるっ…‼︎
とても立っていられなくて、頭を抱えて俺は倒れた。
「松…ん！…潤！」
リーダーの声が途切れ途切れに聞こえるけど、それに応える余裕は俺にはなかった。
ぐらりぐらりと嵐の海に浮かぶ船に乗っているかのように視界が揺れる。
気持ち悪い…
その時、急におでこに冷たい何かが貼られた。
それが、熱を下げるために貼る時のシートだと切羽詰まった今でも容易にわかった。
「松潤、体起こすよ…？とりあえずここ、リビングだから。寝室行こう？」
シートのせいか、さっきよりはっきりと聞き取れるリーダーの声。
声とともに、背中に手が当てられゆっくりと体を起こされる。
「…ぅ…くぅっ…」
もちろん頭痛と目眩と吐き気は治まらず、俺はうめき声を上げた。
とてもじゃないけど、体を動かせる状態じゃない。
しかも、声が出せない。
だけど、何も言わなくてもリーダーは俺の気持ちがわかったようだった。
「じゃ、俺が連れてくね？
たぶんここよりベッドで寝る方が落ち着くから。」
リーダーの優しい声が聞こえ、それと同時に体が浮いたのがわかった。
…俺、リーダーより重いはず。
ごめん…大変だから、ほっといてもらっていいのに。
その思いは、言葉になることなく
俺の心に留まったままだったけど…
そんなことを思いながら、気分の悪さと戦っていると
「松潤、下ろすよ。」
の声とともに、ふんわりと体が下ろされた。
確かに、固い床よりベッドの方がいいかもしれない。
少なくとも、あまりの辛さにのたうちまわって
どこかに体をぶつけるとかはなさそうだ…
相変わらずぐらぐらする視界に耐えきれず
俺は目をつぶる。
すると、リーダーが優しく俺の髪を撫でているのがわかった。
「松潤、大丈夫だよ。俺がいるし…」
ふわっとした暖かみを帯びた声が、少し症状を和らげた気がした。
その声に安心して、俺は、ふっ…と意識を手放したんだ。
だけど、その直前に
「俺も、いるから…」
と、リーダーじゃない、今にも泣きそうなか細い声がかけられた…と思う。
だけどそれを確認する前に、俺の意識は真っ暗になっていた。
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くろねこ(プロフ) - アビリティさん» コメント、ありがとうございます*\(^o^)/* ニノが新たな作戦で、翔さんの記憶に挑みます！果たして、翔さんは無事、ニノのことを思い出せるのでしょうか…？乞うご期待！笑 (2015年7月28日 23時) (
レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
アビリティ(プロフ) - 翔ちゃんは3人の中で一番思い出すのが大変そう…(；´Д`） (2015年7月26日 22時) (レス) id: 795da3e9d8 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - 夢希さん» 無事、松潤は思い出すことができました！あとは翔くん…。嵐の絆は、いかに？笑 (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - サニーさん» コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただけるとすごく嬉しいです！書いてる甲斐があります笑 どうぞこれからもよろしくお願いします(^o^)/ (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - satoshiikoさん» あと翔くんだけです！四人は思い出させることができるのか…笑 (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろねこ
| 作成日時：2015年5月31日 11時
