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バタンッ_______
ドアが勢い良く閉まるその音で、我に返る。
「あ…」
リーダーもびっくりしたみたいだけど
それも一瞬のことで…
すぐに立ち上がると、玄関の方へと走っていった。
「相葉ちゃん。」
その優しい声で、リーダーは俺を呼ぶ。
玄関に行くと、走れそうな靴を履いたリーダーがこっちを見てた。
「大丈夫だから、ね？
ニノだって相葉ちゃんだって、嵐のことを大切に思ってるのは変わんないんだから。
どっちも悪くないんだよ。ただ気持ちがぶつかっちゃっただけで。」
そう言って、ふにゃっと笑うリーダー。
その笑顔は、見ていてなんだか安心するんだ。
「でも、俺…ニノに怒鳴っちゃった…」
喧嘩したのなんて、いつぶりだろう。
大人になってからしたことなんて、なかった気がする。
「大丈夫だよ、ニノだってきっと、あれは本心じゃないから。
俺ちょっと探しに行ってくるね。
相葉ちゃんは、家にいて？」
「うん…」
帰ってきたら、謝らなきゃな…
そんな俺を見ながら
遠慮がちにリーダーは出て行き
ドアは音を立てずに静かに閉まった。
「はぁ…」
出てくるのは、溜息ばかり。
リビングに戻って、ソファに頭を抱えて寝転がる。
なんであんなこと言っちゃったんだろ…と
後悔が頭の中をぐるぐる回る。
リーダーはああ言ってくれてたけど
やっぱり俺の方が悪いと思う。
怒鳴ったのも俺だし…
「はぁ…」
また、溜息。
何か、気を紛らわそうかと辺りをみるけど
ここはリーダーん家。
勝手に物色するのも、さすがになぁ…
俺は諦め、目を閉じた。
「ニノ、見つかったよ！」
と、リーダーから電話が来たらすぐわかるように、ケータイの音を最大にして。
「ごめん、ニノ…」
本人がいないのに謝っても意味ないのに
勝手に漏れる言葉は、謝罪の言葉ばっかりだ。
早く、2人が帰ってきますように。
俺は目をつぶりながら、そう願っていた。
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くろねこ(プロフ) - アビリティさん» コメント、ありがとうございます*\(^o^)/* ニノが新たな作戦で、翔さんの記憶に挑みます！果たして、翔さんは無事、ニノのことを思い出せるのでしょうか…？乞うご期待！笑 (2015年7月28日 23時) (
レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
アビリティ(プロフ) - 翔ちゃんは3人の中で一番思い出すのが大変そう…(；´Д`） (2015年7月26日 22時) (レス) id: 795da3e9d8 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - 夢希さん» 無事、松潤は思い出すことができました！あとは翔くん…。嵐の絆は、いかに？笑 (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - サニーさん» コメントありがとうございます( ´ ▽ ` )ﾉそう言っていただけるとすごく嬉しいです！書いてる甲斐があります笑 どうぞこれからもよろしくお願いします(^o^)/ (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
くろねこ(プロフ) - satoshiikoさん» あと翔くんだけです！四人は思い出させることができるのか…笑 (2015年7月26日 11時) (レス) id: ac080df625 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろねこ
| 作成日時：2015年5月31日 11時
