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ずっと一緒に1 ページ17
いつからだったのだろう…
キヨのことを好きになっていたのは…
私とキヨは幼なじみだった。
幼稚園から高校までずっと一緒でもう幼なじみというよりかは親友と言える存在だった。
きっと周りの人達からは友達以上恋人未満の関係に見えていたと思う。
そんなキヨと過ごせる日も残りわずかになった。お互い別々の大学に進学することが分かった時正直悲しかった。
幼稚園の頃からずっと一緒にいた存在だったのに大学に行った途端いなくなるなんて今の私には考えられなかった。
幼稚園の頃にキヨが言ってくれたことを今でも時々思い出す。
『僕、Aとずっと一緒にいる。Aから離れたくない 』
幼稚園の頃に言ってくれたからキヨは忘れてると思う。でも私はずっと覚えててだからこそキヨと同じ高校に進学していた。
気がつけばこんなにキヨのことが好きになっててどんどん私の中で存在が大きくなっていった。ずっと想いが伝えられずにいて気がつけば高3になっていてあと少しで卒業式の日になっていた。
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作者名：Selena | 作成日時：2020年4月28日 23時
