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スングァンはコプチャンを独り占めして焼酎をあおり
バーノンは黙々と箸を動かしている
放っておいたらバーノンはさっさと帰ってしまいそうだし、スングァンはこのまま寝てしまいそう
「ねぇスングァン、そのあたりにしておいたら？明日日曜日だし予定とかないの？」
「ん〜 明日はぁ ヒョン達とフットサルしに行く」
「二日酔いになったらしんどいよ」
「だいじょぶ！！」
「それ大丈夫じゃない人が言うんだよ…」
「スングァナ、アイス」
「アイス！？ 食べよう！今すぐ！もうお酒なんていらない！！」
さっきまでのが嘘みたいにバーノンの一言でスングァンが瓶を手放した
「アイスもバーノンが買って来てくれたんだよ」
「さすがボノナ〜」
2人でアイスをつついていると後片付けを始めたバーノン
「私片付けるから置いといていいよ！ありがと」
バーノンは自分の仕事だからと言葉だけ受け取って片付けを続けた。変なとこ頑固だよね
私はスプーンを置いてキッチンに立つバーノンに並んだ
「ありがと」
「ん」
黙って手伝うとすぐに片付く
「あ！スングァン！クッキークリームばっかり食べすぎ！バーノン早く！なくなっちゃうよ！」
「なに！？仲間外れにするそっちが悪いんじゃん！」
「だからしてないって！じゃあスングァンも片付け手伝ってよね！」
「もう終わったじゃん」
「そうだよ！だから3人でアイス食べよって」
「ボノナはチョコアイスが好きだから残してるよ！Aは知らない」
「何よそれー！」
「俺の方がクッキークリーム好きだもん」
「知ってるんじゃん！私の好きな味！」
「ふっ」
私たちの言い合いを見てバーノンが小さく笑った
「もう！バーノンも笑ってないでなんとか言ってよ！親友でしょ」
「やだ」
そういうとありえないほど大きなひとすくいでチョコアイスの一番美味しいところを食べてしまった
「似たもの同士だね」
「「似てない」」
「ハモった」
2人してスプーンを握った拳をテーブルに置いてこっちを見るから笑ってしまった
ひとしきりアイスを食べるとスングァンの瞼が落ちて来たのでタクシーを呼んで
「おれひとりで帰れる！」
と駄々をこねる酔っぱらいスングァンを半ば引きずるようにバーノンが連れて帰った
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豆大福(プロフ) - なのさん» ありがとうございます〜！嬉しすぎます。ずっと仕舞い込まれていた指輪だったので日の目をみられてよかったです。沼へようこそ！！ (9月6日 0時) (
レス) id: 7b8702f689 (このIDを非表示/違反報告)
なの(プロフ) - 指輪の住所が正式に私の薬指に、っていうセリフちょーーーーーー好きです！！！！え、何この表現って思いました。天才すぎます。なんだろう、なんかすごく素敵な表現ですよね。どんどんハンソルの沼に追いやられて落ちました、、、表現力最高です！ (8月26日 19時) (レス) id: c8ce101485 (このIDを非表示/違反報告)
豆大福(プロフ) - SSR社畜さん» はじめまして。とても嬉しいコメントありがとうございます。そんなに思っていただけるなんて...！悩みながら書いた甲斐がありました！数少ないですが他の作品も楽しんでもらえたら嬉しいです。 (8月3日 21時) (レス) id: dcf3925870 (このIDを非表示/違反報告)
SSR社畜 - なんなら他グルペンだし、セブチあまり詳しくないのに読んでしまいました。正直一字一字大切に読んでしまうくらい面白かったです。ちょっとセブチ勉強して、豆大福さんの作品読破してきます。本当に幸せな気持ちです。ありがとうございました。 (7月28日 11時) (レス) @page50 id: 1d6122fb3f (このIDを非表示/違反報告)
towa(プロフ) - 豆大福さん» ミンギュの日にお返事いただいてましたね、うれしいです。読んでいただいてたんですね…！ありがとうございます。これからもお話拝見いたします。お体にご自愛くださいませ。 (2023年4月11日 20時) (レス) id: fa21bc1285 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：豆大福 | 作成日時：2022年12月11日 21時
