愚 か な ピ エ ロ た ち

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夜の6時前。


隼くんと待ち合わせしてた場所に来た。









「 あ、Aちゃん〜！ 」



『 隼くん！ 』









ものすごい芸能人オーラ、笑


いつの間にか、私の手の届かない存在になっちゃうなんて


中学生の私には思いもしなかったな〜









「 Aちゃん、大丈夫？ 」



『 うん、大丈夫！ 』









"レッツゴー" なんて幼稚園児みたいに言って、


メンバーが待ってる場所へと足を運んだ。









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「 着いた、ここだよ 」









って言われた場所は、居酒屋さん。


いつもメンバー皆で来るんだって


ここで遭遇した人達は、どんなに幸せなことか、、、









「 じゃ、俺は先行ってるね！ 」



『 ありがと、隼くん！ 』









隼くんと別れて、別行動。


隼くんがラインで呼んでくれるまでは、ここで待機









私は、年に一度のこの日が大好き。


大好きなグループのデビュー日だからもあるし、


玲於くんに会える日でもあるから。









けれど、去年のこの日は仕事が忙しかったらしくて


違う日にお祝いをしたんだって。


もちろん、私も誘われたんだけど


メンバーだけでお祝いしてほしかったから、断ったんだ。









私は絶賛、玲於くんに片想い中


玲於くんに恋してるって気づいたのは、高校1年生のとき。









高校も一緒に通うと思ってた玲於くんが、


GENERATIONSのオーディション受かっちゃって


デビューする為に、夢に一歩近づく為に、


武者修行するから高校は行けないって言われて。









その時から、頭の中には玲於くんしかいなくて。笑


あぁ、玲於くんに恋してるんだな〜って気づいてから


ここ約4年。


今思えば、ほんとバカだよねって、笑









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___ピコンッ









隼くん来ていいよー!









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よし、メンバーに会いに行こ。









玲於くんに、会いに行こ。









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