過去編 審神者 ２ ページ24
父親の手の中の札が燃え、
政府の役人の隣に雷が落ちる。
政府「･･･これは命令なんですよ。
いくらそちらが抵抗しようとも、神無さんには審神者になって頂く。」
父「ほざけ。神無には指一本触れさせん。」
政府「何故、そこまで抵抗するのですか。
神職と審神者。そう変わりはありませんよ？」
父「政府の管轄だからだ！
神を使役して闘うだァ?
寝言は寝ていえ。この罰当たりめ。」
政府「･･･まぁ、いいでしょう。
今日はこの辺で。」
父「もう二度とくるな。今度は脳天かち割るぞ。」
政府「あぁ、恐ろしい。
神からの借り物の力を人殺しに使うなんて、どちらの方が罰当たりなんでしょうね？」
父「ちっ･･･失せろ。」
政府「ええ、ではまた。」
神無が三歳になった頃から、政府の役人が毎日のように来るようになった。
その内容は神無を審神者にとういうもの。
父「･･･神を使役して闘わせるなんて･･･まともなわけが無い･･･！」
月読「･･･そろそろ結界を張ることも考えたらどうだ。
奴らはあらゆる手段を使ってくるぞ。」
父「･･･そうですね。
力をお貸し願えますか？」
月読「無論。神無は我の愛し子。
決して傷付けさせはせぬ。」
神社の境内が光る。
境内に神聖な気が満ちる。
月読「･･･我は神無に自らの身を守る為の術を教えよう。
あの子は陰陽師としての素質もある。」
父「勉強は私たちで教えます。
極力外の世界から引き離さないと･･･。」
その日以来、政府の役人が境内に入ることはなく、
神無が境内から出ることも無かった。
あの日までは。
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ユーユ - 審神者ちゃんが可愛い！まぁ、政府がクズだけど…これからも、応援します。頑張ってください! (2017年12月29日 1時) (
レス) id: 4f8f173553 (このIDを非表示/違反報告)
湖@清光可愛い鯰尾君可愛い亀ちゃん大好き！！！ - 面白過ぎて一話から一気にお風呂ターイムまで読んじゃいました！！！更新頑張って下さい！応援して居ります！！！青江からです！どうぞ！青「凄く良かったよ？あ、小説の事だよ？ふふふっ応援してるからね？」だそうです！では、さようなら。青「じゃあね。」 (2017年12月26日 16時) (レス) id: 073b3b6cdc (このIDを非表示/違反報告)
彩斗(プロフ) - 面白くていっきに読んじゃいました！更新頑張ってください！ (2017年12月26日 12時) (レス) id: a1d8c37296 (このIDを非表示/違反報告)
蒼月 - 面白いです！更新頑張って下さい川ωΦ (2017年12月25日 18時) (レス) id: 21fc62fd0e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：腹ぺこカボチャ | 作成日時：2017年11月29日 2時
