脱獄姉弟。【ナンバカ】

まさかの ページ4

『いっててて』



んも〜、なんで監獄の中走ってんのよ←



ホントだれやし！




せっかく楽しみで13舎きたのに〜



『ホンマなんなんよ〜』




そうして私はぶつかった相手を見た。





ん？？？What？？PPAP？？




なぜ囚人服をきているん？？え？？




まさか……脱獄っ！？



この南波刑務所で！？ありえんやろ……




脱獄しそうなのは……うん、私と弟くらいやもんね……





まさか……ね？





『あ、ねーちゃんじゃん。』




はい、フラグカンペキに回収したね。






『なんでここにおるんやジューゴー！！！！』




『なんでって…………あ、やべ』




ん？やべ？なんのことやろ？


そう思って後ろを振り向いて見ると鬼の形相をしたハジメさんが。



『いやぁぁぁぁぁ』


私も怖くなってジューゴと共に逃げた






さて、頭の良い読者様はここでお察しだろうが
私達姉弟は。。足が………………







遅いんですよー！！！！！



『『ぐえっ』』


首根っこつかまれた。なんで私まで！？





『おい、15番！お前はまた勝手に逃亡しやがって！！！そんで、Aはなんで逃げた！こいつはどう見ても囚人だろ！！なんで捕まえなかった！！』




とりあえず首根っこ掴むのやめてくれませんかね？？



『だって〜ハジメさんがめっちゃ怖い顔で追いかけて来るんやもん……』



『だからと言って……まぁいい。』






そうして私もつれられて13房へ。




『おい、お前ら。一応言っておくがこいつはここの看守だ。覚えておけよ。』




『『『はーい』』』


みんないい子そうだな〜。




『しってるよ。だってこいつ俺のねーちゃんだもん』



『『『……え！！！！』』』


あのハジメさんでさえ驚いて声も出ていなかった。




ただしそのすぐあと



『そうか、だからあんなに足が……姉弟って似るんだな。。』




ってハジメさんが言っていたことを私は忘れない。←

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