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ご褒美 ページ11
数学は苦手である。
だがしかし、次のテストで赤点をとってしまうと部活に行けなくなる。
私にとって生きがいであるバスケが出来なくなるのは嫌なので、どうしても赤点を回避しなければいけない。
『･･･てなわけで、よろしくお願いします』
「うん。いいよ」
『ありがとう･･･！』
考えることなく、即答。
私の彼氏である里見海斗は、基本的優しい。
私がわがまま言ったってほとんど聞いてくれる。
.
『ねえ海斗、ねむ「バスケ」はい』
昨日は眠れなかったせいかなかなか眠気がとれない。
自然とペンを握る手の動きが鈍る。
「･･･ご褒美用意するから、頑張って」
『ご、ご褒美、』
ご褒美、が何なのかわからないのにわくわくしてる自分。
恨むべきか、感謝すべきか。
答えはもちろん、後者だろう。
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涼宮美桜 - このお話すっごく好きです！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年4月8日 22時) (
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作者名：そると | 作成日時：2019年3月16日 0時
