俗に言う幼馴染ってやつです【赤羽業】

△09．京都 ページ11

「だから私の希望コースにしてみたの」



修学旅行２日目


私達の班はみんなで殺せんせーの暗殺を計画していた目的地へと向かっていた。



神埼さんの自慢げなスピーチにすごく感動し鼓動が高鳴るのを感じた。




京都の町並み

古い建物を見渡しながらゆっくりと歩を進める。





すると、いきいなり



「ホント、うってつけだ。なんでこんな拉致りやすい場所歩くかねぇ」







高校生ぐらいの男達が現れ一回り体格の小さい私達はすぐに囲まれてしまった。



急なことに一斉に、固まる思考。




「なに、お兄さん等？観光が目的っぽくないんだけど」



いつものように軽く、挑発をしかける業君。



そして、ガアンッと



「ほらね。目撃者がいないところならケンカしても問題ないっしょ」



目の前に居た一人の高校生を電柱にぶつけながら倒してしまった。



ピリピリする、空気
幼馴染の彼の危ない行動に不安な色を見せだす、思考




余裕そうな笑みを潮田君に見せる、業君



そんな姿に一安心した、直後





「うわ。なにこの子。なんかのモデルかなんかかよ」



ぐいっと

後ろから手首を捕まれ



そのまま知らない高校生の人の居る後ろのほうへと身体が引っ張られた。




「ゃっ、、、めっ」



頭の中が一気に恐怖一色に変わる

拒絶しようと声を張るが震えて力も入らなくなった

ゆらゆらと恐怖のあまり視界が揺れる



怖くなり業君に助けを求めようと手を伸ばした




次の瞬間



「Aっっ！？」




私の名前を呟く彼の声と鈍器のようなものが彼の頭を殴る音が同時に耳に響いた。


目の前に倒れていく、業君の身体が目に焼きついた。







△△

(http://uranai.nosv.org/img/user/data/c/b/5/cb53f6cdc1a9b41b36c263b43a05b4c6.jpg)


榎本涼音様が夢主ちゃんを描いて下さいました！！

すごく、かわいいですっっ
そしてまさに性格がイメ画自体に表れてます！
本当にこんな感じに眉毛が下がっています。私のイメージでは(笑)


描いて下さりありがとうございました！

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