巷で噂のおかしな家族【BTS】

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もう多少余計な奴らが釣れてもいいとして。






『私、失恋して…落ち込んで、トイレに籠もってたんです。』







JK「どこのどいつですかAヌナを振ったのは。」






なぜか怒り狂うグクに頼むから黙れと怨念を送ると、グクもようやく黙った。









『私、落ち込んだらなかなか立ち直れないタイプで…メンタルが弱いっていうか、』







JM「いや我が家で一番の鋼のメンタルの持ち主だと思うけど。」







TH「もはや立ち直る以前に落ち込むことがないよね。」








先生「Aさんは強い女性なんだな。」








『この超絶儚い系妖精さんみたいな美少女に何言ってんすか先生。』








先生「あ、すまん。」







JM「もう僕はツッコまないからね…」









もうよくわからない状況になってきたし、とりあえず先生を脅…じゃなくて、納得させよう！









『とにかく先生、許してください。ね？』









TH「うわ先生震えてるよ。産まれたての子鹿みたいに震えてるよ。」






JK「さすがヌナ、顔が般若みたいになっても素敵です。」






『おいジョングク。』






JM「結局強行手段ね…」









満面の笑みを浮かべて先生に迫ると、先生はなぜか目に涙を浮かべていた。






『先生？』






先生「わ、わかった！何でもするから！許してくれ！」






『じゃあそういうことで♪』









事が穏便に←済んだので、私達は教員室を出た。







去り際に、


JM「先生、大丈夫ですか？」





先生「こ、怖いよ。先生怖いよ。」







そんなやり取りが聞こえた。



なんで先生あんなに怯えてるんだろ。





ま、いっか。

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