巷で噂のおかしな家族【BTS】

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昼休みに入って、いつも通りA達と食べようと屋上に向かった。







JK「ジミニヒョンっ！！」






そこには焦った表情のグクがいた。






「どうした、グガ。なにかあった？」






JK「Aヌナが、今いじめられてるっ！」








「は？」









え。





なに。





どういうこと？







JK「Aヌナをいつも通りストーカ…じゃなかった、見張ってたら、トイレに入っていって。ヌナが入ったのを見計らってもう一人女が入っていくのを見たんです。それからヌナが全然トイレから出てこなくて……」









「なるほど…」








いろいろとツッコミどころのある説明だったけど、状況はよく理解した。







要するに、今Aは嫌がらせを受けている可能性が高いということ。









Aはあの美貌にだけでなく、兄弟の僕らと一緒にいることに対しても妬まれることが多い。






自分で言うのも何だけど、僕ら兄弟は全員目立つから。








「テヒョナは？」






JK「さっきテヒョニヒョンにその事を言ったら、血相変えてどっかに行きました。」






「わかった。とりあえずその女子トイレの前まで行こう。」









グクはそう言った僕に頷いて、後についてくる。









待っててね、A。





すぐ助けるから。

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