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「……」
何も答えないテヒョン。
そりゃそうだよね。
私のことなんて、ただの面白い暇つぶしみたいなものくらいにしか思ってないんだから。
『…ごめん。取り乱した。
探してくれてありがとう。助かりました。』
テヒョンから練習記録を受け取ろうとする。
『……テヒョン？』
テヒョンの手にある練習記録を取ろうとしても、テヒョンが強く掴んでいて全く取れない。
「……ユンギヒョンとはどうなの。」
唐突に出たユンギ先輩の名前に少したじろく。
『どうって…何も、今まで通りだけど。』
「今まで通り？」
『そう、だけど…』
何故かテヒョンはとてもいらついているようだった。
何故かは全く分からないけど。
テヒョンは軽く舌打ちをした後、そのまま私の腕を引っ張った。
『ちょ、テヒョン？』
テヒョンに抱きしめられている。
こんなに近くにテヒョンを感じるのが久しぶりで、余計にドキドキする。
『ねえテヒョン、離してっ……』
離してとテヒョンの顔を見上げて訴えようとすると、口を塞がれた。
『っ、………』
そのまま深く、優しくキスをされる。
もうどうしたらわからなくて、ただ震える手でテヒョンにしがみついた。
『っは、……』
息苦しくなって、テヒョンの胸を叩いて訴えると、ようやく離される。
テヒョンを見ると、とても辛そうな顔で私を見ていた。
『…これも、面白いって思ってるの？』
「………」
テヒョンは何も答えない。
『っ、』
もうその場にいるのが辛くなって、テヒョンの手から練習記録をひったくった後すぐにその場から走り去った。
走っている間も、ずっとテヒョンの辛そうな顔と、優しいキスが忘れられなかった。
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さらんらん(プロフ) - カフェ猫さん» そう言っていただいて感謝感激でございます（泣） ありがとうございます！！ぼちぼちとですが、更新頑張っていきます！ (2019年10月20日 11時) (
レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 更新してくれてめちゃくちゃ嬉しいです！このお話本当に大好きなので!続き楽しみにしてます！！！ (2019年10月20日 11時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます！！長らく更新できていませんでしたが、これから頑張りますっ！ (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - やったぁ！！嬉しいです^^楽しみにしてます。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: fe7848c8c2 (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - ユンさん» 大変長らく更新できず申し訳ありませんでした(泣) これからはまたぼちぼちと再開していきますので、暖かく見守っていただければ幸いです (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年5月11日 19時
