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「ねぇ、A。おいで?」
『…やだ。』
また手招きをするユンギにふるふると首を振ると、また呆れたように、でも愛おしそうにユンギは笑った。
ユンギと付き合ってからわかったこと。
それは、ユンギが物凄く甘々だということだ。
甘い。
ひたすらに甘い。
甘すぎて、最近心臓がおかしくなりそう。
ユンギから距離をとったままテレビを見ていると、
『わっ、』
ふと背後からぎゅっと抱きしめられた。
『ちょっと…』
私を抱きしめたままのユンギに軽く頭突きをする。
「痛ぇ。」
『さっきのデコピンの方が絶対痛いから。』
「ごめんって笑笑」
フンッとユンギから顔を背けると、おでこをよしよしと撫でられた。
「痛かったな。ごめんな?」
急に自分のおでこを私のおでこに合わせてくるユンギ。
距離が一気に近くなる。
『い、痛くないからっ!大丈夫だからっ!』
声を裏返らせながら、また必死で逃げようとする私を見て、ユンギは声をあげて笑った。
「まだまだおこちゃまだな。笑笑」
『おこちゃまじゃないですぅ。』
「可愛い。」
『……もう。///』
え、なにこれ。バカップルじゃん。
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さらんらん(プロフ) - カフェ猫さん» そう言っていただいて感謝感激でございます(泣) ありがとうございます!!ぼちぼちとですが、更新頑張っていきます! (2019年10月20日 11時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
カフェ猫 - 更新してくれてめちゃくちゃ嬉しいです!このお話本当に大好きなので!続き楽しみにしてます!!! (2019年10月20日 11時) (レス) id: baaac411fe (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - みぃちゃんさん» コメントありがとうございます!!長らく更新できていませんでしたが、これから頑張りますっ! (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
みぃちゃん(プロフ) - やったぁ!!嬉しいです^^楽しみにしてます。 (2019年10月7日 21時) (レス) id: fe7848c8c2 (このIDを非表示/違反報告)
さらんらん(プロフ) - ユンさん» 大変長らく更新できず申し訳ありませんでした(泣) これからはまたぼちぼちと再開していきますので、暖かく見守っていただければ幸いです (2019年10月7日 21時) (レス) id: 4f7a983637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しゅあしゅあ | 作成日時:2019年5月11日 19時