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あらかた話し終えてテヒョンを見ると、テヒョンは何も言わずただ前を向いて歩いていた。
『…なんか言いなさいよ。』
「バカ。」
『喧嘩売ってる？？』
「なんか言えっていうからさ。」
『そういうのを屁理屈っていうのよ。』
テヒョンは私の言葉にまた口をつぐむ。
少しして口を開いたかと思えば、あー、とか、うー、とかただ唸るだけ。
『とうとうライオンになるの？』
「いやならないし。とうとうって何。まあライオンは好きだけどさ…」
そう言った後、テヒョンは、はあと大きく溜息をついた。
『幸せ逃げるよ？』
「誰のせいだと…」
『誰のせいよ。まさか私？いやなんでよ。』
普通に意味が分からなくて首を傾げてしまう。
そんな私を見て、テヒョンは少し唇を尖らせた。
「Aのバカ。」
『なっ！』
「ユンギヒョンのバカ。」
『なんでユンギ先輩もなのよ…』
バーカバーカみんなバカぁあだなんて子供みたいに喚くテヒョンを呆れながら見つめる。
「ユンギヒョンってなんで無駄にかっこよくて無駄にギャップあるの。」
『それは私も思う。』
「もーユンギヒョンいいなー羨ましいなー」
『あんただって立派にモテモテじゃない。』
「でもA俺のこと好きじゃないじゃん。」
『何よ、テヒョン、私に恋して欲しいの？』
言ってしまってから、あっとなる。
言ってはいけないことを言ってしまったような気がした。
なにかわからないけど、触れてはいけないものに触れてしまったような。
テヒョンは何も言わず黙っている。
もう辺りは暗くなっていてテヒョンの表情はまったく見えない。
『テヒョ…「Aはどう思う？」…』
私の言葉を遮ってそう言ったテヒョンの顔が、ふと月明かりに照らされて見えた。
テヒョンは出会った頃と同じヘラヘラした笑みを浮かべていて。
でも目は笑っていなかった。
月明かりに照らされたテヒョンの顔は息を呑むほど美しくて。
テヒョンの目は私を捕えて逃してくれなくて。
何故かゾクリと体が震えた。
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??(プロフ) - 通りすがりのサイダーさん» ありがとうございますっ！（泣） 今は険悪な二人ですが、温かく見守っていただければ有難いです！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイダー(プロフ) - 泣いた、… (2019年5月12日 0時) (レス) id: c4bbf5d173 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» 私はオルペンですかね！！ みんなかっこよすぎて決められないんです…贅沢ですよね笑 私もみかちょこ様とお話するの楽しいですっ(*´∀｀) (2019年5月2日 18時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
みかちょこ - ？？さんの話すの楽しくて好きです！(*^。^*)？？さんはBTS誰ペンですか？ (2019年5月2日 16時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» それは…！（笑） みかちょこ様とお話してると妄想が止まらなくて楽しいです…！笑笑 (2019年5月2日 16時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年4月25日 20時
