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高校の入学式。
俺は前日から体調が悪くて、学校に向かう電車の途中、電車の揺れで更に気分が悪くなった。
もう限界だと思ったとき、誰かの手がそっと俺の背中に触れた。
『次の駅で、一緒に降りましょう。』
涼やかなその声に、なんとか頷いて次の駅で降りた。
「っは、」
駅で降りて、しばらくじっとしていると、気分がようやく治まってきた。
「ごめん、ありがとう…」
ずっと寄り添ってくれていた人の顔をようやくその時初めて見た。
『いえ。大丈夫ですか？』
返事ができなかった。
その人…その女の子は、とても美しかった。
思わずヒュッと息を呑んでしまって、更にその子に心配される。
その子の瞳に吸い込まれそうになりながら、なんとか頷いた。
「ありがとう、もう、大丈夫…っ」
礼をいいながらその子を見ると、脳天がガツンと殴られたような衝撃を受けた。
それまで無表情だったその女の子が、固い表情を崩して、ふわりと安心したように、嬉しそうに笑ったんだ。
心臓の鼓動が痛いほど速くなった。
『さっきタクシー呼びましたから、それに乗って学校行ってください。』
その子はそう言って、俺にお金を渡したあと、そのまま背中を向けて去っていった。
その後ろ姿を見て、初めてその子が俺と同じ制服を着ていると気づいた。
「…あ。」
床にぽつんと落ちている物に気づいた。
生徒証だった。
「さっきの子が落としていったのかな…？」
生徒証を拾い上げて見る。
「キム・A…」
その名前を呼ぶと、さらに心臓の鼓動が速くな
った。
その日、俺は恋に落ちたんだ。
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??(プロフ) - 通りすがりのサイダーさん» ありがとうございますっ！（泣） 今は険悪な二人ですが、温かく見守っていただければ有難いです！ (2019年5月12日 10時) (
レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
通りすがりのサイダー(プロフ) - 泣いた、… (2019年5月12日 0時) (レス) id: c4bbf5d173 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» 私はオルペンですかね！！ みんなかっこよすぎて決められないんです…贅沢ですよね笑 私もみかちょこ様とお話するの楽しいですっ(*´∀｀) (2019年5月2日 18時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
みかちょこ - ？？さんの話すの楽しくて好きです！(*^。^*)？？さんはBTS誰ペンですか？ (2019年5月2日 16時) (レス) id: a62675aae7 (このIDを非表示/違反報告)
??(プロフ) - みかちょこさん» それは…！（笑） みかちょこ様とお話してると妄想が止まらなくて楽しいです…！笑笑 (2019年5月2日 16時) (レス) id: c727d62f3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しゅあしゅあ | 作成日時：2019年4月25日 20時
