ある日、起きたらミニ桜哉がもとの大きさに戻っていたんだが。<ザクロさんリクエスト> ページ13
いつもの朝。
だけど今日は何かが違う。
…焼き鮭の匂い？
普段、独り暮らしをしている私だけどたまに、ごくたまに、両親が帰ってくることがある。(4サクサク参照)
もしかして、お母さん？
そう思って自分の部屋から出ると。
「あ、花。おはよう」
「…え？」
キッチンにたっていたのはお母さんでもお父さんでもなく、桜哉だった。
……あれ、桜哉ってこんなに大きかったっけ。私の知ってる桜哉って確かリンゴ一個分の大きさじゃ…？
「俺がご飯作っておいた」
呆然としている私をよそに桜哉は焼き鮭を持ってテーブルにつく。
「…？花？食べるぞ？」
口調こそは変わっているものの、仕草はミニ桜哉そのものだ。
といいますかね。きゅんってきましたよ。
こてん、と首をかしげる仕草に私はやられてしまいました。
さすが桜哉。私を倒すのがうまい…!
「花？」
「あ、うん」
桜哉が催促するのでとりあえず椅子に座った。
「いただきまーす」
「いただきます」
黙って桜哉の用意した朝食を食べる。
何これ、普通に美味しい。
美味しすぎて無言で食べ続けていると前方から視線が。
ふっ、と顔をあげると桜哉と目が合う。
「……あ、えっと、美味しい、です？」
「え、あ、ありがとう？てか何で敬語で疑問系なんだよ」
おかしそうに笑う桜哉。
なんか、同い年くらいのはずなのに、お兄ちゃんに見えてしまう。
こんなお兄ちゃんなら、いてほしいと心から願えるだろう。時々真昼症候群にかかるけど。そんなところも愛嬌だ、うん。
そんな感じで私が物思いに耽っていると桜哉が突然顔を赤くしながら口を開いた。
「あの、さ」
「ん？」
「いつも、ご飯とか、洗濯物とか、いろいろ、ありがとう…」
顔をリンゴみたく真っ赤にさせて、でも目を合わせながら桜哉はいった。
一言で簡潔にまとめよう。
か わ い す ぎ か。
その後、一時間程度でもとの桜哉に戻りましとさ。
-=-作者の要らない雑談-=-
ザクロさんからのリクエストで、桜哉がもとの大きさに戻ったら。を書かせていただきました！
リクエストをいただいたとき、にやけるのを感じました。怖い、自分。
ザクロさんとは他の作品でもコメント欄で一声かけていただいておりまして、なんか嬉しいなと感じております。お友だちになりたいと言うおこがましい願いまで持ってしまっている作者です(´・ω・`)
とにかくザクロさん、リクエストありがとうございました！
ミニ桜哉とミニ椿の遭遇。<リラリアさんリクエスト>→←作者からの話！
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ちー - 桜哉大好きさん» そういってもらえて嬉しいです！それと、すみませーん！憂鬱セットは売り切れてしまいました〜。 (2017年6月21日 7時) (
レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
桜哉大好き - (^p^)ｵｳﾌ桜哉が可愛すぎる！ヤバイ何この可愛すぎる生き物…凄く愛でたい…！そして定員さーん！サクサク桜哉の憂鬱セット一つお願いしま〜す！ (2017年6月21日 2時) (レス) id: 569517fa98 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - リラリアさん» そういってもらえて嬉しいです(*´-`)リクエスト、ありがとうございました！ (2017年6月18日 13時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
リラリア(プロフ) - ちーさん» 桜哉クソかわ やばい すっごく良かったです。 ありがとうございます！！ (2017年6月18日 12時) (レス) id: 76dfce98dd (このIDを非表示/違反報告)
ちー - ザクロさん» 何それ俺得じゃないですか(真顔)私なんかができるかわかりませんが、やりたいです！ (2017年6月18日 12時) (レス) id: a2a8195863 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちー | 作成日時：2017年3月31日 10時
